e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

スナックであんみつを食べる

3月16
「七つの海」

「七つの海」

の見頃も過ぎ、そろそろ桜の芽が目立ち始めた祇園白川を歩いていると、途中に細い路地が。「あんみつ」の文字に惹かれて「甘味処 七つの海」(075-531-8577)の格子戸を開けて入ってみると…中にはソファーやカラオケ。これってもしやスナック!?

入る店を間違えたのではなく、夜は実際にスナックとして営業しており、夜桜のシーズンになると店内はたくさんの人で賑わうのだそうです。
外観と内装のギャップに妙な気分を味わいながらも、手作りのクリームあんみつやわらび餅(ご主人の手作り)を頬張り、ママさん親子との会話を楽しむこの雰囲気は、ここが桜の名所のど真ん中とは思えない程ののんびり感。

何度も足を運び、運が良ければ祇園のお茶屋さんを紹介してくることも。また、年始の夜には、京都ならではの白味噌のお雑煮をお客さんに振る舞ったり。なんともアットホームなおもてなしですね。

2010年3月16日 | お店 | No Comments »

ギオンコーナー

6月1
文楽「八百屋お七」

文楽「八百屋お七」

茶道、琴、華道、雅楽、狂言、京舞、文楽といった日本の伝統文化をダイジェスト版で紹介するギオンコーナー
祇園甲部歌舞練場に隣接する弥栄会館内にあり、夜の観光スポットとしても人気でシアター内は外国人観光客と修学旅行生がわいわいと開演を待っています。
華道や狂言などは京都各地で見かける事はありますが、文楽の生ライブを鑑賞できるのはちょっと珍しいのではないでしょうか。気軽に茶道が体験できる教室もあります。
観光のための舞台なので、写真撮影も自由!舞妓さんの写真を撮りたい人には嬉しいですね。

2009年6月01日 | 芸能・アート | No Comments »

夜桜特等席

4月7
ぎおん琢磨

ぎおん琢磨

2ヶ月前から予約していた祇園白川沿いの「ぎおん琢磨」で、窓一面の夜桜を眺めながらお食事をしました。

いつもより随分と早まった桜の開花宣言にハラハラしたものの、最初に自ら予測していたの見頃は今年も見事に当たり、神頼みのお天気も無事に快晴となりました。
イベントとしての祇園白川のライトアップは終了しましたが、以後もお店の照明に照らされた夜桜を楽しむ事ができます。

京都の染井吉野は今週も見頃が続き、来週以降は紅枝垂れ桜や御室桜、鷹峯の桜がお楽しみとなりそうです。

2009年4月07日 | お店 | No Comments »

NHK連続テレビ小説「だんだん」

9月30
祇園甲部・つなぎ団子の提灯

祇園甲部・つなぎ団子の提灯

京都でロケが行われたNHK連続テレビ小説「だんだん」の放送がスタートしました!
物語は、生き別れとなった双子の姉妹が島根県と京都の祇園で別々に成長し、再会するという展開です。
辰巳大明神の界隈は他のドラマでもよく登場していますが、祇園甲部歌舞会やお茶屋の全面協力があっての撮影は、なかなか貴重な事なのではないでしょうか。
男衆役として、京都でお馴染みの狂言師・茂山逸平さんも出演されます。
「歌(唄)」という縁の糸を手繰り寄せ、互いに近づいていく二人の主人公・めぐみとのぞみ。
彼女達が自らの芸を極めんと成長していく姿と、出生の秘密が解き明かされていくのが、これから楽しみですね。

2008年9月30日 | 未分類 | No Comments »

英語で知る祇園

2月25
和来堂のツアー

和来堂のツアー

夕方の祇園を巡る英語通訳ウオーキングツアー(リンク先は 「京のニュース」の「■英語通訳祇園ウオーキングツアー、好評で延長へ」)に参加してみました。
通訳案内士の国家資格を持つ“Ted”こと上野哲也さんが、和服に身を包み、刀の代わりにスピーカーを携え、ジョークを交えながら花街を斬…いや、案内して下さいます。
清水寺を歩く昼間のツアーが気に入り、夕方も参加する事にしたという家族連れや、「パチンコについて教えて欲しい」という若いカップルもいて、日本文化を英語で学びたいという日本人にとっても新たな発見がありそうです。
日が落ちると、あちこちのお茶屋の提灯が灯り始め…。祇園ツアーは3/28まで。
(※情報は掲載された当初のものです。ご了承下さい※)
夜は冷えるので防寒対策をお忘れなく。

2008年2月25日 | イベント | No Comments »

祇園で小腹が空いたら

12月18
どろやのお茶漬け

どろやのお茶漬け

祇園で美味しい懐石も食べた。粋なバーでも飲んだ。でもなんだか小腹が空いてきた…。 そんな時に、遅くまで開いているおすすめのお店があります。
「石挽蕎麦・酒 三文銭」
東山区祇園町北側347 075-525-7101
シンプルな内装で、堅過ぎず砕け過ぎない雰囲気。石挽蕎麦は歯ごたえが心地よい。

「馬肉料理・ひとくちお茶漬け ぎをん どろや」
東山区祇園町北側347-51 075-541-6629
女将さんとの会話が楽しくてつい立ち寄ってしまう人も。美味しいだしと、ほんわか立ちのぼる湯気がごちそう。

どちらも肩肘張らずに、ほっとする味。憧れの祇園だけど手頃に済ませたい、という時にもどうぞ。

2006年12月18日 | お店 | No Comments »

京都で一番古い喫茶店

4月24

  メルマガでご紹介した 「第14回 歌舞伎鑑賞教室 」。
解説と、人気の演目のセットで2000円とあって、南座には修学旅行生や外国人、和服のマダムなど客層はさまざまです。 落語家による司会は、さすがに明快でテンポが良い。希望者を舞台に上げて太鼓や衣装体験をさせれば、どこからともなく黒子が出てきてデジカメ撮影をしてくれます。 学生さんも、手すりに立て肘して観る程のお気軽感が良いですね。

その後は、京都で一番古い喫茶店「たんぽぽ」へ。
スタバのオープンカフェもいいけれど、ここでコーヒーを飲みながらおばあちゃんの花街ことばを聞くのもよろしおすな。

2006年4月24日 | 芸能・アート | No Comments »

メニューはひとつだけ

2月20

水炊きしか注文できないお店があります。
祇園新橋の細い路地の突き当たり。個室に入ると、自分の家に帰ってきたようにほっとします。 炊きたての肝に、生姜汁入りの白いスープ、骨付きのかしわ。芯から身体が温まり、ふと見渡すとエアコンが一切見あたらない。
夏期(5〜10月)は営業していないそうで、「その間はどうされているんですか?」と尋ねると、「ひっくり返って寝てます〜。」とのお返事。
柔らかな京言葉を話しながら給仕するお店の方の手つきは、とても手際が良くて美しく、かつ自然。帰り際は揃って挨拶をして下さいました。 これぞ本当に京都らしいと思えるお店でした。

「萬次郎」075-561-1654。6500円の水炊きコースのみ。

2006年2月20日 | お店 | No Comments »

町家でイタリアン

2月6

京都で特別な夜を過ごすなら、やっぱり古都の趣が味わえるお店がいい。
でも京料理だと、なんとなく改まり過ぎな気もする。

そう思っている人がいるなら、「SCORPIONE 祇園」。
ここはお箸で食べるイタリアン。美味しいです。
体にやさしい旬の京野菜を活かした盛りつけも、洗練された器やアジアンテイストの調度品やシャンデリアも女性好み。
それでいて、どこか落ち着くのは、年代を重ねた重厚な町家でしか出せない、包み込むような温かさなのかもしれません。

2006年2月06日 | お店 | No Comments »

総ビーズのきものバッグ

1月23

初釜で、手にしていたハンドバッグを複数の方から褒めて頂きました。
このバッグを作っている祇園のお店は、
「きものに合うハンドバッグが欲しいねんけど、どこで買お〜?」
「ほな“香鳥屋”さんがええんちゃう?」
という風に、昔からきもの女性の信頼を得ているようです。

一見、「年齢層高め??」というレトロな印象ですが、手持ちのこれは西陣織の帯の柄の部分を様々な色のビーズで縁取り、 ハンドバッグに仕立てたもので、披露宴やクリスマスパーティー等の洋装にも合って重宝しています。

2006年1月23日 | 和雑貨 | No Comments »
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