e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

武田流弓馬道

10月19
「小笠懸」

「小笠懸」

弓馬礼法の中で「流鏑馬」「犬追物」と並んで騎射の三物と称される「笠懸」の奉納神事が上賀茂神社で行われました。
地面低くに立てられた小さな板的を射抜く「小笠懸」では、左下の的を射る「弓手筋違(ゆんですがい)」や、馬頭を越えて右下の的を狙うという高度な「馬手筋違(めてすがい)」といった様々な射法が見られるのが見所です。女性の射手も長い髪をなびかせて疾走していました。
800年ぶりに復活した平成17年に見学した際には無かった、有料観覧席(500円)が設置されていたのには驚きましたが、特にお年寄りの方にとって椅子席はありがたいものかもしれません。
馬場の真ん中にある記録所のそばに座ると、前後の神事もよく観られそうです。日差しが強いので帽子は必携です(日傘はNG)。来年のご参考に。

葵使

4月30
葵使の行列

葵使の行列

29日に行われた「葵使」の行列を観て来ました。
晴天の下、広い芝生の上でピクニックを楽しむ親子連れや5日の競馬神事の練習、植木市や神前結婚式まで重なって何かと賑やかな境内で、上賀茂小学校の子供達が育てた葵が運ばれていきます。
今年は静岡市の葵小学校に献上される予定だとか。
葵の森の復活に向けて双葉葵を販売していたので、2株購入しました。
土が乾いた時に水をやる程度で良いとの事ですが、うまく増やせるかな?

2008年4月30日 | イベント | No Comments »

流鏑馬を観るなら?

5月2

 5/15葵祭に向けて、 下鴨神社上賀茂神社では 様々な清めのための前儀が行われます。
まず最初に執り行われるのが流鏑馬神事。 一瞬で駆け抜ける馬上の射手が放つ矢は、新緑の森の空気を鋭く裂き、邪気を祓います。

上手く命中すれば、外国人は「ブラボー!!」。
失敗すれば「あ〜」と観客からの感嘆。

命中の瞬間を観るなら、2番目の的のすぐそばでスタンバイするのがベスト。 馬の疾走路は湾曲しているので、この場所からなら1番目の的も3番目の的も見渡せるからです。

2005年5月02日 | お寺, イベント | No Comments »