e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

洛北の奇祭・赦免地踊り

10月14

無形文化財指定の洛北の奇祭・赦免地踊りを観て来ました。
祭の前に、各町の家(花宿)では灯籠着の男の子や切子灯篭を囲んで、町内の人々が集まっており、「どうぞ自由に見てっとくれやす」と声をかけて頂きました。

行列には若い男性(男前揃い!)の姿も多くみられ、故郷の祭に参加する為この連休に帰省されたのでしょうか。秋元神社では「ほらお父さん、○○ちゃんやで。きれいにならはって分からへんかったやろ。」と再会を喜ぶ声も。境内を埋め尽くす八瀬の人々の中には、音頭取りの唄と共に口ずさむ人もいて、観光イベントというより、地域のお祭の素朴な風情を感じられました。

祭とは、地域の触れ合いと結束を結ぶ為にあるのかもしれませんね。

2008年10月14日 | イベント | No Comments »

天皇家と八瀬の人々

5月19
八瀬

八瀬

「新緑の庭特集」に「新緑を歩くコース②八瀬を追加しました!
最近は余り観光ガイドブックでも大きく取り挙げられる事は無いこのエリアですが、その昔、足利軍入京により後醍醐天皇が比叡山に逃れるのを、八瀬郷の村人達が警護を務めてから600年以上もの間、皇室家との交流が今でも続いているそうです。
また、この地にひっそりと佇む御蔭神社は葵祭の荒魂を迎えるところであり、勅祭である葵祭の本列を導くのも、この地に住む八瀬童子会の人々である事を知りました。
夏に向けての草木が生い茂る季節は、八瀬の瑠璃光院、梅雨になれば蛍見物がおすすめです。

2008年5月19日 | 未分類 | No Comments »

八瀬離宮

1月9
八瀬離宮

八瀬離宮

2005年開業の「ハイアットリージェンシー京都を始め、「ホテルモントレ京都など、京都では新しいホテルが続々とオープンしています。
その中の「エクシブ京都 八瀬離宮」を偵察に行って来ました!
水をイメージしたガラスと、格子戸や寺社の柱を連想させる黒のインテリアで統一されており、ネオ・ジャパネスクな印象。
旅行客だけでなく、京都人が非日常の世界に身を置く事ができる空間として「離宮」と名付けたのかもしれませんね。
会員制のリゾートホテルですが、カフェやレストランは一般の方も利用する事ができます。
こちらでランチの後、八瀬のかま風呂を目指して出発!なんていかがでしょうか。

2007年1月09日 | 未分類 | No Comments »