e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

伏見城下の戦国武将たち

9月15

桃山時代に伏見城城下町が形成された桃山丘陵には、かつて多くの戦国武将の屋敷が達ち並び、上杉景勝ゆかりの景勝町、石田三成の治部町、毛利秀就の毛利町など、現在も大名屋敷に由来する地名がたくさん残っています。

地元の郷土史家が監修した「豊公伏見城ノ圖(ず)」(京都吉田地図作成・発行)は、伏見城を中心に、屋敷のあった大名と現在の地名を対比し家紋付きで紹介するという、歴史ファンにはたまらない地図です。

A1判のポスター状ですが、うまく折り畳み伏見をくまなく歩いてみたくなりました。

2009年9月15日 | 未分類 | No Comments »

若い女性に戦国ブーム到来

3月23

若い女性の間で戦国時代が人気を呼んでいるようです。
戦国武将をプレイヤーとして対戦するテレビゲームが中高生に、イケメン俳優揃いの今年度の大河ドラマが20~30代の女子達へと影響しているのかもしれません。

戦国グッズ専門店「戦国魂京町家本陣でも、男性よりも若い女性の姿が多くみられました。
武家の旗指物を模したタオルや「戦国トート」、蒔絵の家紋シール等、そのラインナップはマイナーな武将にまで及び、遊び心満載。ゲームも楽しむ事ができます。
歴史ファンというよりアニメ・ゲームファンになったような気分になるお店ですが、時折歴史講座も開催されているようです。

2009年3月23日 | 和雑貨 | No Comments »

「へうげもの」

9月25
「へうげもの」

「へうげもの」

茶人・古田織部が主人公の漫画『へうげもの』(山田芳裕著、講談社)(リンク先は )にハマっています。
信長が作らせた巨大な鉄甲船や絢爛豪華な安土城、秀吉と利休の陰謀が潜む新解釈の本能寺の変等、歴史ファンを興奮させる展開も見ものですが、戦国の世で信長、秀吉に仕え、数寄者としての物欲と武人としての出世との間で葛藤しながらも、己の美意識で数寄の天下を獲らんと生きる左介(織部)の姿には、現代人も勇気づけられるのではないでしょうか。
なお、京都国際マンガミュージアムでは『マンガで読む京都・サムライKYOTO展』が開催されています。
(※情報は掲載された当初のものです。ご了承下さい※)

2007年9月25日 | 未分類 | 2 Comments »