e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

上七軒歌舞練場ビアガーデン

8月30

beer上七軒歌舞練場ビアガーデンに行ってきました。
ここでは夏着物姿の舞妓さんが各テーブルを回り、隣に腰掛けて話しかけくれます。
別席には綺麗な芸妓さん達や、浴衣の旦那衆の姿も。

「おっしょさん(お師匠さん)が、『最近大人の色気が出てきた』って言ってくれはって、とっても嬉しいんどす~」。
普段は花街で見かけても少し遠巻きに眺めていた舞妓さんと、間近でお喋りできるチャンス。
ありきたりな話題じゃ勿体ない。事前に質問を考えておき、ここだけのプライベート話も聞き出しちゃう!?

ビアガーデンは今週末まで。今夏最後の思い出作りにどうぞ。

高砂太夫と菊川太夫

8月23

lux「ラグジュアリー・キョウト」が主催するイベント「元高砂太夫の花街の世界」。
花街・嶋原の髪結屋で生まれ育った元高砂太夫こと櫛田一栄さんへの質問タイムには、ここだけのオフレコ話が飛び出し、菊川太夫さんの舞「黒髪」では艶やかな衣装と仕草には憧れのため息が漏れました。

櫛田さんのお店「櫛菊」(075-351-4908)では、お茶とお菓子を頂いたり、投扇興などを楽しむ事ができると聞きました。「来る前に電話しとくれやす。Gパン履いてるかもしれんさかい」とのこと。さすが花街の人のお話はウイットが利いていて、まだ初々しさの残る菊川太夫さんとの掛け合いもまるで漫才のようです。

12月には嶋原の伝統行事である餅つきが行われ、おぜんざいの振る舞い等があるそうです。
大河ドラマに登場する新選組ゆかりの地でもあるので、いっそう賑わいそうですね。
長年京都に住んでいる人にとっても馴染みの無かった嶋原という町が、少しずつ身近に感じられるようになってきた気がします。

2010年8月23日 | イベント, 花街 | No Comments »

「清経」

8月17

816京都御苑の向かいにある金剛能楽堂にて、大文字送り火の直前に催される『大文字送り火能 ~蝋燭能~』。今年の演目は「清経」でした。
源氏に敗れ入水した清経の霊に向かって、都に残された妻は恨めしい気持ちをぶつけ、清経もまた、形見の髪を返してきた妻を嘆きます。

奇しくも五山の送り火の前日は終戦記念日。お盆はほんの僅かな間の魂の里帰り。
炎を眺める心の中は、「まだ行かないで欲しい。けど、送り出さなければならない。」。

清経」という曲は、もしかすると戦争で愛する人を失ってしまった人々の心にも染みるものなのだろうか。ふと思いました。

2010年8月17日 | 芸能・アート | No Comments »

「京の七夕」

8月9

tanabata今年初めて開催される新たな京の夏のイベント「京の七夕」が始まりました。
堀川会場には思いがけない程たくさんの人が集まり、きらきらと星のように輝く笹飾りを見上げながら笑顔でそぞろ歩きを楽しんでいました。

平安京時代には運河や農業用水として、また友禅流しにも活用されていた堀川
戦後から数年前までは殆ど水流が無く、「枯れたコンクリート敷きの無機質な川」の印象がありましたが、2009年に琵琶湖疏水の分流を通水した事で、親水公園として少しずつ息を吹き返してきたように見えます。

人の身体に巡る水や血液、“気”のように、京都の街にも新たな力が行き渡っていくといいですね。

2010年8月09日 | イベント | No Comments »

上七軒盆踊り

8月2

bonodoriここ数年、京の各地で盆踊りが復活しています。
一日に行われた「上七軒盆踊り」は、ご近所さんが浴衣で繰り出すような、ほのぼのとしたものでしたが、よそとひと味違うのはやっぱり花街・上七軒のきれいどころ。
舞妓さん、芸妓さんが踊りの輪を一層華やかにしています。
粋な浴衣姿の西陣の旦那衆や飛び入りのおばちゃんに混じって、輪の中の外国人も見よう見まねで「西陣音頭」を踊っています。

周辺にも音頭が流れ、休憩所や会場への道中で上七軒のお店や花街の人々が、みたらし団子やチョコレートサンデー等を、和気藹々と販売していました。

上七軒歌舞練場ビアガーデンも営業中だったので、予約を入れて帰る事にしました。

2010年8月02日 | イベント, 花街 | No Comments »

下鴨神社・御手洗祭

7月26

mitarasi久しぶりに下鴨神社の御手洗祭へ行って来ました。子供の頃以来です。

御手洗池の水は思わず肩をすくめるほど冷たく、あちこちから歓声が聞こえます。
増水していたのか、膝上まで濡れてしまいました。
じゃぶじゃぶと水の中を歩くのは気持ちが良く、献灯した後も、もう少し入っていたい気分。
御神水も頂いて身体の中も浄化。足形をした祈願の護符も水に浮かべて、しっかり無病息災をお願いしてきました。
簡易更衣室や濡れた足を拭う場所は用意されていますが、下駄サンダルを履いてきたので、そのままカランコロンと夜店を冷やかしている間に足はすっかり乾き、ぽかぽかとしてきました。

残る下半期も、健やかに過ごせますように。

2010年7月26日 | 神社 | No Comments »

「翁」に願いを

7月20
金剛能グッズ

金剛能グッズ

今年も金剛能楽堂の能面・能装束展を観に行って来ました。
やはり、一日2回ある解説の時間に合わせて行くと、興味が倍増します。

中でも年の初めや何かの節目の際に用いられ、神面として大切にされている「翁」の面は、能が成立する以前には呪師が儀式の際に掛けていたといい、人々は翁の面に向かってお願い事をしていたのだとか。
「現在は能役者が演じているけれども、その呪師の力が面に宿っているかもしれない。」とのこと。
この面が何百年という時を経て現在まで伝えられているところを思うと、生命力のような特別な力が宿っていても不思議ではありません。
思わず、翁の面の前で手を合わせてしまうのでした。

25日には「羽衣」等が演じられる定期能、お盆には「大文字送り火能 ~蝋燭能~」が予定されています。

2010年7月20日 | 芸能・アート | No Comments »

「京都物語」

7月12

gion祇園囃子と共に、京で連日流れる原由子さんの新曲「京都物語」。
クラシカルな歌謡曲調のメロディーに乗せた桑田佳祐さんの詞に「花灯路」という言葉があるのがなんだか新鮮です。
過去にリリースされた「鎌倉物語」と比べると、恋愛描写はより抑えられ、歌詞のあちこちに散りばめられた京都の名所や時の流れを表した歳時記の陰に押し隠してしまったかの様です。

「また行きたい」「もっと知りたい」。京への旅の誘いは、恋心にも似ているのでしょうか。
今年も祇園祭の宵山、山鉾巡行の後に、連休が続きます。
微熱にも似た真夏の闇夜。揺れる無数の提灯に導かれ、また京都へ。

2010年7月12日 | イベント | No Comments »

宝ヶ池でウォーキング

7月5

takara今年の春から宝ヶ池周りをウォーキングしています。
一周で1.8キロ。歩き進めるごとにしょうぶ等の四季折々の植物が景色を変え、遠くには比叡山と、京都議定書が議決された国立国際会館が仲良く並んで見えます。
ボートを漕げば亀や鴨が寄り添うように泳いで来るなど、まだまだ飽きる事がありません。

戦後に公園として整備された宝ヶ池ですが、その発祥は農業用水として江戸時代から存在していた人工池という事で、その歴史は意外に古いのですね。
犬の散歩をするご近所さんや、車で訪れるスポーツマン、中にはほら貝の練習をする人も!

あえて何も考えずに歩きます。「頭を空っぽにする時間を持つ」。これが現代人に必要なものの様な気がするのです。

2010年7月05日 | 未分類 | No Comments »

花の便り

6月28

hanaここしばらく、ご無沙汰になってしまっていた人。
「お花が届いてるよ。」
その一言で、忙しい最中もずっと気に懸けて下さっていた事が分かり、嬉しくなりました。

大きな、花フジさんの和花のギフト。
メッセージカードには名前しか書いてありませんでしたが、十分気持ちが伝わって来ます。
籠に盛られた撫子、河原桔梗、つりがね草…どれも繊細でしっとりとした清涼感が漂います。
中から少しばかり拝借して、食卓にも花を。

早速、お礼の電話を入れる事にしました。

2010年6月28日 | お店 | No Comments »
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