e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

下鴨神社の節分祭

2月7

setubun

立春を過ぎ、暦の上では春。年が改まって新春です。
お正月に誓いを立てた一年の計が三日坊主に終わってしまった人も、再チャレンジのチャンス!?
元旦ではなく、この立春頃に年賀状を届ける人もいます。それは年賀状が年始の挨拶回りに替わるものとして、かつては元旦に書いて投函されていたためかもしれません。

今年は下鴨神社の節分祭に出かけてみました。
古神札が焼納されている傍らで甘酒(ノンアルコールです)を飲み、紀州より奉納された梅の小枝(数量限定)を頂く事ができました。
追儺弓で四方が清められる間大人しく見学していた人々も、豆撒きになると大騒ぎ!
なんとか福豆を授かろうと両手を広げたり、帽子や紙袋を広げたり、地面に落ちた福豆をまるで運動会の玉入れの様に我先にと拾ったりと、沸く人ごみにもみくちゃになりますが、みんな笑顔で寒さを忘れてしまっています。
中国人観光客と見られる人達も、中国の「春節」とはまた違った日本の節分を楽しんでいるようでした。 動画はこちら

お稲荷さんのきつね煎餅

9月6

kitune「ここに来ると必ず買ってしまうもの」。京都で言うなら、例えば伏見稲荷大社のお膝元に来ると食べたくなるキツネのお面のお煎餅。

色んなお煎餅屋さんが軒を連ねて賑わいをみせていますが、今回は裏参道の鳥居をくぐったところにある「総本家いなりや」に立ち寄ってみました。
こちらの「きつねせんべい」の原材料は小麦粉、砂糖、白味噌、胡麻だけ。
味もシンプルであっさりとしていて、素朴な味わいが好みの人へのお土産に。

「鼻のところが焦げてしもたんで、一枚どうぞ」と、目の前で一枚一枚焼いていたお店のご主人が、あつあつの焼きたてを下さいました。
パリっと乾く前の、ややしっとりと柔らかいお稲荷さんのお面。思わず自分の顔の前にかざしてしまうのでした。

門前の茶店

8月23

saruya参拝客の休憩所として、またお土産を求める場として、神社とお餅やさんとは今や切ってもきれない関係です。
残暑の日差しをやわらげてくれる糺の森の傍らで、今年5月の葵祭の頃より「さるや」という茶店が開店しました。
明治期に途絶えたという申餅を現代に復活させ、江戸時代の文献「出来斎京土産」にも描かれていたそうなので、これも「リニューアルオープン」でしょうか!?

申餅の進物用は、夏場は販売されていませんが、バラ売りは1個から持ち帰りができました。
残念ながら寒天やところてんは終了してしまいましたが、下鴨神社大炊殿で使用されていたという雪の貯蔵庫・氷室にちなんだかき氷やラムネ、ひやしあめ等、魅力的なお品書きが並んでいました。

「はねず色は夜明けの色、食べると無病息災だよ!」昔はこんな呼び声が響いていたのかもしれませんね。

2011年8月23日 | お店, 神社 | No Comments »

動画で観る京の歳時記

7月26

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神輿が御旅所から八坂神社へと戻り、1ヶ月に渡る祇園祭も28日の神興洗式など締めくくりの神事を残すのみとなりました。

「神興洗」を主催する「宮本組」は八坂神社の氏子組織「清々講社」の一つで、神輿渡御の際には宮本組神宝奉持列として神社の神宝を奉じて練り歩いています。
この神輿洗や山鉾巡行など個人的に撮り溜めておいた動画が勿体ないので、アップしてみました。素人撮影ではありますが、今後も少しずつ京都のリアルな歳時記動画をご紹介していきますので、お楽しみに!

祇園祭と五山の送り火の間には、昨年より始まった「京の七夕」が開催されます。

それぞれの復興を願う祇園祭

7月19

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祇園祭の山鉾巡行で清められた街を神輿が巡り、24日の環幸祭まで四条寺町の御旅所に鎮座されています。
今年は休み山の大船鉾が祇園祭山鉾連合会の正式会員となり、後祭巡行を復活させる為の検討部会も新たに発足されるなど、祭においても「復興」の気運が高まりました。

宵山の日に、居祭をしている布袋山を通りがかりました。
布袋山保存会の川島義明会長曰く、布袋山に関連する古い判子が見つかったのだそうです。
今年はその意匠を厄除けの御守りとして、粽と並べて販売されていました。
山を建てる宮大工さんも居られ、復興に向けて少しずつ確実に歩まれている事を嬉しく思いました。

31日の15時からは、八坂神社にて平成女鉾清音会によるお囃子の奉納があります。

御霊会としての祇園祭

7月12

taihei祇園祭お稚児さんは、13日の社参の儀を境に神の使いとなり、山鉾巡行のお務めを果たすまで潔斎して神事に臨みます。
神輿を担ぐ人々も、予め入浴するなど銘々に身を清めます。

稚児が舞う「太平の舞」は、山鉾が通る道を清め祓い、天下太平と五穀豊穣を願うもの。
耳にも涼しい「コンチキチン」の祇園囃子、茅の輪が起源とされる粽、そして祭りが起こった当時の国の数に合わせて立てられたという鉾(矛)。
祇園祭に関わるあらゆるものが厄除けに繋がっています。

今年は長刀鉾の頂上に飾られる長刀が新たにプラチナの箔を施して新調されました。
たくさんの人々の思いを結集して、この世の厄を祓いたいですね。

祭・祀・奉・政(まつり)

6月27
試し曳(ひ)きの様子
試し曳(ひ)きの様子

ユネスコ無形文化遺産に登録されている「京都祇園祭の山鉾行事」が1日からいよいよ本格的に始まります。

祇園祭が、疫病退散を願った御霊会に始まったように、「祭」とされるものは、自然と共に歴史を歩んで来た農耕民族・日本人の、神に対する畏れの現れです。
「祭」はまた、それを守り伝えようと人々が団結し、コミュニティーの結束を強める作用があるようです。
「便利で快適であることが幸福」だと思い込み、従来の集団行動を避け、「個」立が声高に語られる中で、自分達の力だけではどうにもできない自然災害や病などに見舞われたとき、それでも生きていく力を授けてくれるのは人と人との絆であることを、先人が「祭」を通して教えてくれているように感じます。

今年の祇園祭は、そんな祭の意義をより意識しながら楽しみたいと思います。

 

2011年6月27日 | イベント, 神社 | No Comments »

葵祭・走馬の儀

5月16

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今年の葵祭は休日と重なり、お天気にも恵まれた中で無事終了しました。

小学校の課外授業で行列(路頭の儀)を見学したのを最初に、露払いである流鏑馬神事なども何度も観ていて知ったつもりになっていましたが、同じ祭事でも場所を変えて観たり、それぞれの賀茂社で行われる走馬の儀など、まだまだここで伝えきれていない事がたくさんありました。また、毎年その日限りの祭事を取材し尽くす事の難しさも実感しました。

献茶祭などまだ葵祭を締めくくる行事が残されていますが、京都三大祭の祇園祭は7月に、時代祭は10月、日本三大勅祭の一つに数えられる石清水祭は9月にそれぞれ京都で催行されます。

2011年5月16日 | イベント, 神社 | No Comments »

山蔭祭・生間流式包丁

5月9

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吉田神社の境内、料理飲食の神を祀る山蔭神社で生間流式包丁が奉納されました。

料理店や業界関係者が静かに見守る中、美しく研ぎ磨かれた庖丁刀と箸が辺りを清めるかのように厳かに宙を舞い、それから一切手を触れる事無く鯉や鯛をさばきます。
頭部と大きな背骨だけがするりと身から引き抜かれ、まな板の上で横たわっていたところを、最後の包丁ひとふりで立ち上がらせる技はお見事。
世界に誇る京都の食文化が、自然の恵みと職人達の熟練技によって支えられている事を改めて実感させるものでした。

今後の式庖丁の奉納予定は、「有職料理・萬亀楼」のH.Pに掲載されており、当店では予約制で食事の前に式庖丁を見学(有料)する事ができます。

グリル小宝

1月25

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無性にハンバーグが食べたくなって、「グリル小宝」(075-771-5893)へ。
地元の人はもちろん、観光客からも長年支持されている有名な洋食屋さんです。
行列ができると聞きますが、いつも夜に時間をずらして行くためか並んだ事はありません。

熱々のハンバーグステーキにナイフを入れると、肉汁が泉の様にあふれ出てきます。
肩肘張らない洋食屋としての気軽さ、添えられたスパゲティー、ポテトサラダやマヨネーズも、オーソドックスで何だか懐かしいのに、古臭さを感じさせないのが魅力。

お店の隣には平安神宮、徒歩圏内には徳川二代将軍秀忠の正室・江ゆかりの金戒光明寺もあるので、観光にも好ロケーションですね。

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