e-kyoto「一言コラム」 http://column.e-kyoto.net ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。 Mon, 18 Jun 2018 09:21:44 +0000 http://wordpress.org/?v=2.8.4 ja hourly 1 お茶の個性を知る http://column.e-kyoto.net/2018/06/3441/ http://column.e-kyoto.net/2018/06/3441/#comments Mon, 18 Jun 2018 09:21:44 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3441 en
美味しいお茶が頂けるお店は京都に幾つかありますが、「茶菓 えん寿」は、単一農園単一品種(シングルオリジン)の日本茶を扱う珍しい茶房です。というのは、日本茶はブレンドによって味の特徴を決めるからです。
他の茶葉を合わせないため、その産地だけの、あるいは生産者の個性がストレートに現れると言えます。
スモーキーな薫りがするもの、ミルクの様な味にふくらみのあるものなど、ひとつひとつ自己紹介の如く詳細に書かれたお品書きを読んでいるだけで楽しくなり、なかなか一つに絞れません。
普段は宇治茶を飲む事が多いので、他の産地の釜炒り茶を選んでみました。それも、標高の高いところで採れる山茶を、おばあさんが8時間かけて釜炒りしたというもの。これが飲めるのも、おばあさんがご健在なうちとのこと。
野趣にあふれた大味かと思いきや、味や香りも上品で透明感のある味わいでした。
かつてはどの家庭でも、畑の端っこで茶の木を育て、自前のお茶を炒って飲んでいたと聞きます。それこそ、家庭ごとのシングルオリジンですね。
「なぜ太秦に出店したのか?」とよく尋ねられるそうですが、夕方の大映通り商店街の、のんびりとした昔懐かしい空気感に触れていると納得です。
昔は当たり前だった光景が、今では珍しいものとなってしまった事は、少し物寂しい気もしますが、若い人には新鮮に映るのかもしれませんね。
お茶のお供には、これまた珍しい白小豆の羊羹を。
物腰柔らかな店主さんは、京菓子の老舗「老松」で菓子職人として18年間修業を積んだ経歴を持ち、和菓子のテイクアウトを頼むと、わざわざ蒸し直してくれました。
店内は意外に小さな子供連れの家族が多かったのですが、店主と向かい合って割烹のようにお話できるカウンター席がおすすめです。

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想いを着せる子供のきもの http://column.e-kyoto.net/2018/06/3438/ http://column.e-kyoto.net/2018/06/3438/#comments Tue, 12 Jun 2018 06:59:28 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3438 kodomo
「千總ギャラリー」で「こどものきもの」展が開かれています。
これまでベビーカーで訪れる人は余りいなかったそうですが、事前に問い合わせると、隣の建物にあるエレベーターを案内していただきました。
これなら、車いすの人や階段が辛い人でも2階のギャラリーに上がる事ができますね。
館内は双子の姉妹のために誂えられた初着などのほか、西村家伝来の端午の節句飾りも展示されており、珍しい男児の市松人形も。現在は鎧兜が主流となっていますが、もとはお雛様と同様に人形を飾るのが一般的だったのかもしれません。
ただでさえ汗っかきで動き回ってすぐに汚してしまう子供達の着物に贅を尽くすなんて、なかなかできない事だけに、憧れが募ります。
夏しか着られない絽の振袖には、何艘もの帆掛け船。質の良い染料を使っているからでしょうか。その青色は、満月が照らす明るい夜空に似た落ち着いた華やかさ。
良いものは時間が経っても内側からにじみ出る様な美しさを放つものなのですね。
もうすぐ祇園祭浴衣や甚平姿の子供達が見られる季節です。

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洞窟の中のお不動さん http://column.e-kyoto.net/2018/06/3435/ http://column.e-kyoto.net/2018/06/3435/#comments Tue, 05 Jun 2018 03:18:30 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3435 tanuki
開山300年を迎えた狸谷山不動院では、11月まで本尊の石像不動明王像を間近で参拝できる特別拝観が行われています。
本堂に入るやいなやお不動さんと目が合い、その距離を感じさせないくらいの真っ白な眼球になんとなく目を反らせられないまま近づき内陣に足を踏み入れると、冷やっと自分の周りにある空気が変わりました。
よく見ると、途中から岩肌になっています。本堂の通常の参拝位置から観ただけではどこに洞窟があるのか気づきませんでしたが、いつの間にか洞窟の一角に居たのでした。
正直なところ、胎内巡りのような真っ暗な洞窟の中を恐る恐る進むスリリングなものを勝手に想像していたのですが、内陣の中は数歩で出られるくらいの大きさで、あっけなく参拝を終えたのでした。
現代人だからこそ簡単に済ませられるものですが、それでもここまでに駅から15分程坂道を歩き、250段の階段を登る必要があります。
「健脚コース?いやいや、これも“行”か!」と雑念ばかりを背負って登って来てしまっていたわけですが、少なくとも1944年に亮栄和上が入山するまで殆ど人の手が入ってなかった約230年間は冷たい洞窟と洛中を繋ぐ険しい山道の往復は、厳しい道のりだった事でしょう。
「がん封じ」で知られる「祈り」の霊山のため、境内の柱には、描かれた身体に自分の悪いところを記して納める木札がびっしり。中には外国語の表記も見られます。
なんと、16日にはプロジェクションマッピング、17日には夜の特別拝観も行われるそうです。

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歴史・文化・交流の家 長谷川家住宅 http://column.e-kyoto.net/2018/05/3430/ http://column.e-kyoto.net/2018/05/3430/#comments Tue, 29 May 2018 07:04:25 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3430 hase
地下鉄烏丸線「九条」駅または「十条」駅より徒歩約10分。東九条にある「長谷川家住宅」は、275年の歴史を持つ国の登録有形文化財でありながらまだ余り知られていませんが、幕末の禁門の変の際に会津軍の幹部が滞在した名残りや、珍しい古地図や古美術もあり、非常に見どころの多い観光スポットです。
少し前まで実際に生活が営まれていた農家住宅であり、11代当主だった画家・長谷川良雄氏の娘さんが、現在は水彩画のギャラリーの運営と並行して手織り教室をされています。
テレビが隠せる扉や、おくどさんの裏側にIHコンロがあったりと、これまで観光してきた京町家とは違って、経年の趣と現代生活が入り混じったリアル感が、かえって親しみやすく、個性的です。
ギャラリーや床の間のしつらいも季節によって変えられているのですが、5月という事で貴重な檜の兜や、神功皇后とその子・応神天皇の人形、神馬など、ここでも鎧兜とは違う貴重なものが飾られていました。
やはりこれだけの規模の屋敷や庭を維持改修するためには、コンサートや古文書研究会等を企画だけではまだまだ赤字なのだそうで、「いつまでできるか…」と話されていました。
クラウドファンディングも間もなく締め切りを迎えますが、存続のためにはここの知名度が上がるまで、もうしばらく延長してもらいたいところです。
京都市内でも余り馴染みの無いエリアですが、駐車場は4台分あるので、事前に問い合わせれば車での来場もできます。
なお、7月2日や9月29日にも関連講演会とまち歩きがあるそうです。

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妙心寺・龍安寺近くの子連れカフェ http://column.e-kyoto.net/2018/05/3428/ http://column.e-kyoto.net/2018/05/3428/#comments Mon, 21 May 2018 02:11:45 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3428 home
先週お伝えした妙心寺大雄院から徒歩5分ちょっと。子供連れでもくつろげるカフェ「HOME」があります。
点前にテーブル席と雑貨、畳の座敷席の先の大きな窓の前には、大人も心躍るような、たくさんのおもちゃと本棚が。京福「龍安寺」駅の路地裏にあるので、時折電車が通り過ぎるのが窓から垣間見え、電車好きな子供も喜ぶかもしれません。
自身も母親であるオーナーさんは、赤ちゃん連れのママさん達に、ベビーカーを置くのを手伝ってくれたり、「おむつ替えもしてもらって大丈夫ですよ」と座布団をすすめてくれたりと、ごく自然に気遣ってくれます。
数秒でも子供達から目を離せない毎日の育児の中で、ほんのひと時でも子供達がそれぞれの遊びに没頭してくれたら、ママさんもお茶や甘いものを楽しむゆとりができるというもの。
赤ちゃんを横たわらせておける、おもちゃがある、なにより店側も客側も子連れに理解があるというのは、周りに遠慮しがちな普通のカフェよりもずっと安心感があるのです。
木のテーブルと椅子や暖かな照明が作る、ミルク多めのカフェオレのような配色の店内。
外に出れば、行き交う人がオーナーさんにひと言、ふた言立ち話。
下町の人間同士の懐かしい距離感がそこにありました。

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大雄院襖絵制作プロジェクト http://column.e-kyoto.net/2018/05/3424/ http://column.e-kyoto.net/2018/05/3424/#comments Mon, 14 May 2018 16:09:59 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3424 daiyu
まるで迷路の様な妙心寺の境内の北側に、大雄院(だいおういん)があります。
禅寺本山の襖絵と言えば、山水や文人を描いた水墨画や、絢爛たる狩野派のそれを連想しますが、こちらは江戸時代の漆工家・絵師の柴田是真がデザインした花の丸図を、現代の宮絵師・安川如風氏が描いたもの。
円という限られた空間に吸い込むように季節の動植物を閉じ込め、写実的でありながらも軽やかに見える洗練されたデザイン性は、洋間に置いたとしてもその場に清楚な空気感を与えるような、普遍的な美がありました。
縁側には正座せずに座れる長椅子に座布団、写経の代わりに置いてあるのは、襖絵のデザインのまま思いも思いに色を塗って楽しめる塗り絵が、なんだか少し新しい。
今季の特別公開は終了してしまいましたが、次回もどんな襖絵が出来上がっているか、期待して待ちましょう。
拝観の後は、妙心寺からすぐのところにあるカフェにもお邪魔しました。そのお話は、また後日に。
なお、19、20日は隣華院にて「人形感謝祭」(法要:12時半〜)、20日には長慶院にて「お寺で音楽夜会 瞑想と響き ~The sound of ZEN~ 」(16時半〜)が行われるそうです。

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空間で完成するアート http://column.e-kyoto.net/2018/05/3422/ http://column.e-kyoto.net/2018/05/3422/#comments Tue, 08 May 2018 02:49:02 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/2018/05/3422/ kg2
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」巡りの続きです。
このイベントの楽しみの一つが、寺社でもギャラリーでも無い、意外な場所が会場になっているところ。むしろ、その空間に足を踏み入れたくて写真展を観に行くような時も。
ギデオン・メンデルが洪水災害に見舞われた人々を写した「Drowning World」という作品の展示会場には、京都市中央市場そばの旧貯氷庫が選ばれ、その上階の旧氷工場には、アルベルト・ガリシア・アリックスが撮った、アンダーグラウンドな人々のポートレートが掲げられました。
一寸先が闇となってしまった人々の曇った表情、それら被写体が浸る暗い水。
もう氷が作られなくなった工場に一歩足を踏み入れた時の薄暗さとリンクして、地球温暖化の脅威がすぐそばまで迫ってきていることを肌で感じさせます。
止まったままのバルブやスイッチ、旧字体で書かれた看板に壁面の落書き。
繁栄の陰で都合の悪いものから目をそらし、どこかで思考を停止し錆つかせてしまっている現代人の頭の中を象徴しているかのようです。
食材や料理が盛り付けや器によって引き立てられるように、これらの作品が、シンプルの極みともいうべき白くて四角いギャラリーの壁に整然と並べられていたら、印象も変わっていたことでしょう。
ここもまた、京都という都市の一面です。

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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 http://column.e-kyoto.net/2018/05/3414/ http://column.e-kyoto.net/2018/05/3414/#comments Tue, 01 May 2018 09:02:26 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3414 kg
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 」の会場を一日で4か所巡って来たので、その一部をご紹介します。
京都新聞社ビルの地下会場は、無料で入場できます。
普段は入る事のできない印刷工場のレールに沿って並ぶは、アメリカの写真家で映像作家の
ローレン・グリーンフィールドが撮り続けていた、富める人々の飽くなき欲望の数々。
繰り返される歴史を擦り続けていた空間を会場に選んだ意図を感じずにはいられません。
一方、建仁寺の塔頭・両足院では、この展示のためにあえて黒い畳を敷き炭化した木材が用いられており、対照的に陽の光が眩しい新緑の庭から涼やかな風が入り込んでいました。
しかし、そこに展示されているものは、真っ赤な花びらを握り潰し、投げつけて執拗に押し固めたような物体。
かぐわしく華やぐ植物というよりも、まるで生き物の臓器を見せつけられているかのよう。
私達が普段、食事をしているときに、命を意識していないのと同じように、華やかな生け花もまた、無抵抗に命を奪われた生命体の最後の輝きであることを突き付けられています。
作者が故人であるため、写真パネルという形でしか鑑賞する事はできませんが、提携イベントとして、出町商店街に新たに登場した映画館「出町座」では、映画『華 いのち 中川幸夫』が上映されています。
六畳一間の極貧生活の中で、誰が観ても観なくても花をいけ続けたという華道家・中川幸夫の、より肉迫した創作のエネルギーがぶつけられるのではないでしょうか。
“> KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」の会場を一日で4か所巡って来たので、その一部をご紹介します。
京都新聞社ビルの地下会場は、無料で入場できます。
普段は入る事のできない印刷工場のレールに沿って並ぶは、アメリカの写真家で映像作家のローレン・グリーンフィールドが撮り続けていた、富める人々の飽くなき欲望の数々。
繰り返される歴史を擦り続けていた空間を会場に選んだ意図を感じずにはいられません。
一方、建仁寺の塔頭・両足院では、この展示のためにあえて黒い畳を敷き炭化した木材が用いられており、対照的に陽の光が眩しい新緑の庭から涼やかな風が入り込んでいました。
しかし、そこに展示されているものは、真っ赤な花びらを握り潰し、投げつけて執拗に押し固めたような物体。
かぐわしく華やぐ植物というよりも、まるで生き物の臓器を見せつけられているかのよう。
私達が普段、食事をしているときに、命を意識していないのと同じように、華やかな生け花もまた、無抵抗に命を奪われた生命体の最後の輝きであることを突き付けられています。
作者が故人であるため、写真パネルという形でしか鑑賞する事はできませんが、提携イベントとして、出町商店街に新たに登場した映画館「出町座」では、映画『華 いのち 中川幸夫』が上映されています。
六畳一間の極貧生活の中で、誰が観ても観なくても花をいけ続けたという華道家・中川幸夫の、より肉迫した創作のエネルギーがぶつけられるのではないでしょうか。

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http://column.e-kyoto.net/2018/05/3414/feed/ 0
プレミアムなおけいはん http://column.e-kyoto.net/2018/04/3409/ http://column.e-kyoto.net/2018/04/3409/#comments Mon, 23 Apr 2018 06:03:15 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3409 okei
数年前までは予約の取れない豪華列車が話題でしたが、京阪電車は観光列車「ひえい」など、通常運賃やワンコインの追加料金で利用できる特別車両で攻めています。
今更ながら、追加料金400~500円で指摘席の専用車両に乗車できる京阪電車の「プレミアムカー」を初めて利用しました。
正直なところ、もともとは座席の広さと電源くらいしか魅力を感じていなかったため、これまで余り興味を持っていなかったのですが、今回は赤ん坊を載せたベビーカーに大きなママバッグをぶら下げ、片手でスーツケース引くという大荷物だったためです。

駅でベビーカーのまま入れる席を尋ねると、車いす用のスペースのすぐ隣の席を取ってもらいました。本来なら通常通りに改札を通らないといけないのですが、IC乗車券で清算してもらい、そのままエレベーターへ。
6両目のプレミアムカーに入ると、既に事情を知っている様子の添乗員に、ベビーカーをストラップで繋いでもらい、すぐ隣の棚にバッグとスーツケーツを預けてもらいました。
平日だったので車内は空いていて、座席はゆったり。膝上に赤ん坊、テーブルには飲み物を置いてすっかりくつろいでしまい、うっかり下車する準備に出遅れそうになりましたが、添乗員さんが荷物を一緒に降ろして下さいました。

通常の車両でも、混雑時でなければ優先座席を利用できるし、周りの乗客に気遣われる事もありますが、年中観光客が増加する中で、乳児とかさばる荷物を抱えてベビーカーで乗り込むんだ際のお互いのストレスを考えると、なにより二人の添乗員が常駐しているのはママさん達にとって大きな安心につながると確信しました。
これからお出かけにも汗ばむ季節。乳幼児連れのママさん、パパさんにおすすめします。

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http://column.e-kyoto.net/2018/04/3409/feed/ 0
ありそうでなかった花街写真展 http://column.e-kyoto.net/2018/04/3405/ http://column.e-kyoto.net/2018/04/3405/#comments Wed, 18 Apr 2018 10:16:22 +0000 ekyoto http://column.e-kyoto.net/?p=3405 utage 辰巳神社を背に微笑み、店出しの日には正装でご挨拶まわり…。
プロアマ問わず、芸舞妓たちを写した写真展は、どこも似通っているような気がします。
極彩色のカメラマン・蜷川実花の手にかかると、彼女たちは白粉ではなく、むせ返るような花の香りに包まれ、厳しい世界をしなやかに逞しく生き抜く「女子」。紅や朱は、むしろショッキングピンクに変貌します。
古典芸能を担う彼女らを、洋花で少女漫画の様に飾り付ける手法に、花街ファンの古株達はどういう印象を受けるかは分かりませんが、どれもはっとさせられるほど美しいので、きっと撮られた本人達は、その新鮮さを楽しまれたのではないかと推測してしまいます。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」の中でも、京都駅ビルの百貨店の中という立地なので、普段はアートに接する機会の無い人でも、このアートイベントを巡るスタート地点になる展覧会ではないでしょうか。

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http://column.e-kyoto.net/2018/04/3405/feed/ 0