カカオマーケット バイ マリベル
秋になるとチョコレートが食べたくなるのはなぜ?今年9月にオープンした「カカオマーケット バイ マリベル」には、早々に足を運んでいました。
小規模ながら外観と内装もアンティーク風の凝った造りで、中央のオブジェは、天井を舞う天使たちの足元から白茶のチョコレートが滝の様に流れ落ち、燻した金のハンドルを回すと、艶やかなチョコボールが溢れ出てくるという夢のような仕掛けです。
お買い物やテイクアウトがメインのお店ですが、屋内と外には少しだけ席があり、目前にある祇園白川のせせらぎを聴きながら軽食を頂くこともできます。
オーダーしたホットチョコレートが小さな小さな紙コップで出されたので驚きましたが、その味はまったりと、舌で重量を感じる程に濃厚。普段チョコレートを食べていて余り気にする事が無かったけれど、改めてカカオ豆の存在を意識した風味でした。
傍らに用意されているミルクで自由に注ぎ足せるのが嬉しいところ。
運良く席が空いていれば、来年は川面を染める桜を眺めながら、「お花見カカオ」を楽しめそうです。