e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

福田松花堂

3月18

四条河原町上ル、創業100年の「福田松花堂」は、ショッピングに来た足で入れてしまうきもの屋さん。
中を覗くと…「ワンタッチきもの」。半襟を付け、帯(お太鼓の形になっています)をマジックテープでとめるだけ!おはしょりは既に縫ってあり、長襦袢も不要。「ポリエステルきもの」。おはしょり無しで対丈できます。ウエスト部分が細く仕立ててあり、帯を巻いても腰がゴロつかないとのこと。
「思い立ったらすぐ着られる」アイデア商品ですね。

帯留め等オリジナル小物を店内で手作りしていて、中でも興味深いのが、水引で作られた髪飾り!もとより結納屋さんとして親しまれてきたお店ならでは。何だか、良いご縁を運んできてくれそうな気がしますね。

2005年3月18日 | お店 | No Comments »

ラジオでご紹介のお店

3月14

「K-MIX静岡FM放送」にて1月にe京都ねっとがご紹介したお店は、祇園のワインバー「BAR 伽羅」です。(※情報は掲載された当初のものです。ご了承下さい※)
内装はいたってシンプル。パスタとワイン、バーテンダーとの会話を純粋に楽しんでみたいですね。
この番組が放送された当時は、まだ殆どメディアで紹介された事の無かったお店。「ほんとにこんな所にバーがあるの?」といった場所にあるのが、ちょっと隠れ家チックで嬉しいところ。
花見小路通末吉町東入ル、お電話は075-525-3006です。

祇園に行きつけのバーを持ちたい方には、ぜひ。

2005年3月14日 | お店 | No Comments »

使える京料理店

3月7

 宮川町のお茶屋「駒屋」の息子さんが開業された「喜久屋駒井」。カウンター席で、揚げたてのアツアツの天ぷらと手打ち蕎麦を頂きました。店内や周辺で舞妓さんの姿が見られるという好ロケーションに立派な店舗を構えていながら、昼のお品書きは¥1,575~と意外にリーズナブル。
来月にはお得でウレシイ「京おどり鑑賞券付きお食事プラン」も!(※情報は掲載された当初のものです。ご了承下さい※)お持ち帰りのお弁当は、お花見シーズンに良さそうですね。

京都を楽しみたい人にとって、嬉しいツボをうまく押さえているので、「使える京料理店」になりそうです。

2005年3月07日 | お店 | No Comments »

遊郭風居酒屋と夷川通り

2月28

昨年の京都・遊郭跡探検に引き続き、遊郭風の居酒屋「夷川燕楽」に行って来ました。
まだ開店して数年なので内装は新しい印象でしたが、差し色の赤と、欄間に描かれた金魚が色っぽい。
夷川通りは昔ながらの家具屋さんが多数軒を連ねており、このお店も、もともとは家具の展示会場だったそうです。意外にリーズナブルだったので、今度来る時は、カウンター席でおでんと日本酒を頂きたいと思います。この界隈のお店は晩の7時頃には殆どが閉店してしまうので、夜は人通りも無くひっそり。
23時で閉店するコンビニを見たのは初めてでした。

2005年2月28日 | お店 | No Comments »

隠れた名品・抹茶ゼリーパフェ

2月24

巷では行列のできるお店の抹茶パフェの人気が衰えをみせませんが、 「京の話・京都人の休日」でもご紹介した、 梅香堂の抹茶ゼリーパフェも隠れた名品です。

近年改装されましたが、素朴な雰囲気は変わらず、ワッフルを焼くお店のおばあちゃんのカワイイ声がこそばゆい。 でーんとボリュームたっぷり、抹茶ペーストの色も濃くて、 630円とは。コストパフォーマンスも良いです。 しかし、店頭のろう見本の小さいこと!よそのショーウィンドウにある見本と同じ物をそのまま使っているのでは??
これ、絶対見本で損してるよ!おばあちゃん!!

2005年2月24日 | お店 | No Comments »

全米で大ヒット!「ちどりや」

2月7

雑誌やTVで最近話題の、和の化粧雑貨のお店「ちどりや」。
1949年創業当時は舞妓さん、芸妓さんの名刺や懐紙、化粧品、和装小物等を扱っていたそうですが、 1999年、米国でメーキャップアーティストとして活躍していた当店の娘さんが、椿油やゆず、小豆等の日本古来の原料を用いた化粧品を開発、「chidoriya」となりました。和ブームであった欧米にて、キッチュな和テイストのパッケージや簪やつげ櫛等の和小物も受け、現在では全米で110店舗を展開、日本へは逆輸入状態といったツワモノ(だからちょっと高かったのかな…)です。

このエピソードに影響されて、絞り風簪、小豆の石鹸、浴衣地の旅行用ポーチ等を買い、散財してしまいました。あああ…。

2005年2月07日 | お店 | No Comments »

よねむらで忘年会

12月27

 「レストラン よねむら」でちょっとリッチなクリスマス忘年会をする事になり、若輩ながら着物で参加させて頂きました。
初めて「米」の暖簾をくぐったので、何料理??と思っていましたが、キャビアに蕎麦クレープ、葱に洋梨と意外な組み合わせばかり。
器はジノリ等のユニークで可愛らしいデザインのものばかりで、ついつい同席者と見せ合いっこしてしまいました。
画家がキャンバスに絵を描く様に、金髪にピアスのオーナーシェフ・米村昌泰さんがご自身の個性を料理に表現されているような気がしました。
東京の銀座店も軌道に乗り、京都のこの店では近々内部を改装して、坪庭に面してバーカウンターを設計されるそうです。

2004年12月27日 | お店 | No Comments »

ニューオープン!COCON烏丸

12月6

12/4にオープンしたばかりの「COCON烏丸」は、開業祝いのお花の香りでいっぱいでした。
昭和13年竣工の、旧丸紅の歴史ある建築の壁を残し、唐紙でラッピングしたかの様なデザインのビルです。 1〜3階(他はビジネスフロア)には、滝の流れるカフェや、和風レストラン、お香を始めとした現代風和雑貨、ギャラリー、映画館等があり、おしゃれでモダンなインテリアのお店が中心です。
烏丸界隈で働く会社帰りのOL,サラリーマンをターゲットにしたアーティスティックな商業施設といった印象でした。

2004年12月06日 | お店 | No Comments »

高台寺・閑人でお食事

11月23

高台寺近くの料亭「閑人」に行って来ました。
仲居さんとの楽しいやりとりの間にタイミング良く運ばれる、美しい品々。ついつい器も手に取って観てしまいます。
質の良い素材を選び、手間暇かけて作られたものは、まるで体の中にすうっと吸収されていくかのよう。自分達が普段食べているものも確かに美味しいけれど、いかに大味であるかが分かりました。
「旬の食材を使うだけでなく、その日の天候や気温等によって出す品を変えるんですわ」とご主人。
料理が大好きで、お椀までデザインしてしまう方です。
細やかなおもてなしこそが本当のご馳走なんですね。

2004年11月23日 | お店 | No Comments »

洛東迎賓館で和風ウェディング

11月16

 とある和菓子屋さんのお嬢さんの結婚披露宴がありました。
場所は洛東迎賓館。昭和11年、サンフランシスコ講和条約の全権委員や吉田内閣での国務大臣・大野木秀次郎氏の自邸として建てられた歴史ある建築です。
蒼く美しい芝生と広大な庭園を抱き、数多くの政界人、財界人、芸術家等が訪れたというこの旧宅には吉田茂氏直筆の掛け軸を拝見する事ができます。
この趣ある建造物がレストランとしてオープンしてまだ1周年。披露宴で出されたお食事は手作りとのこと。
「まだ余り知られていない、穴場かもしれないな…」とワイン片手に銀のトレイに盛られたお干菓子をひとかじり。

2004年11月16日 | お店 | 1 Comment »
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