e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

こったいの会 吉例 節分おばけ

2月4

暦の上では2月4日から春になります。

島原の太夫さん率いる「こったいの会 吉例 節分おばけの追っかけをしてみました。
今年のメンバーは、鬼娘や旅がらす、新選組にペット連れのもののけ姫、ガチャピンに車椅子のバカ殿様、一体何なのか分からない変装者…なんてこったい!
八坂神社の節分祭で、舞妓さんたちが舞殿にて大真面目に舞を奉納する傍ら、これらの異様な一行が舞台脇を横切ると、参拝者の中からクスクスと笑みが起こります。

独自の路線を展開する京の花街・島原の無邪気な厄落としでした。

2009年2月04日 | イベント | No Comments »

宝鏡寺のミニチュアたち

3月3
宝鏡寺の雛人形

宝鏡寺の雛人形

1日に宝鏡寺( 通称「人形寺」)での島原太夫の舞を観に行きましたが、境内はもの凄い人だかり!!開始間際に着いたので、人の頭で太夫さんが殆ど観えな~い!
その代わり、応援に来られていた島原の司太夫さんを発見、お話しする事ができました。
恒例の人形展では、当寺が所蔵する雛飾りの数々の中に、米粒程の大きさの人形や、「登り窯」があったのには驚きました。
ミニチュア好きにはたまらない雛飾りの展示は、思文閣美術館や京都文化博物館、京都国立博物館やさがの人形の家でも開催されています。

2008年3月03日 | お寺 | No Comments »

太夫さんの写真

9月10
太夫さんの写真

太夫さんの写真

『二夜連続ドラマスペシャル「輪違屋糸里」~女たちの新選組~を観ていて、ふと大阪・心斎橋にある老舗の喫茶店『麓鳴館』を思い出しました。
珈琲が似合うレトロな空間に、なぜか太夫さんの写真。
問い合わせたところ「棚橋紫水さんという有名な写真家の撮影で、松扇太夫…という名前だったでしょうか」とのこと。
JAZZやリュートのライブを定期的に行うお店なので、あらゆる芸や教養を極めた太夫を仰ぐ気持ちが込められているのでしょうか。

太夫道中を見たい

10月2

太夫道中を見たい!という方に朗報です。
太夫道中とは、太夫が置屋から揚屋へ内八文字を踏んで練り歩く様のこと。

10/6(金)北政所茶会 吉野太夫ゆかりの「遺芳庵」が公開され、太夫道中と御点前があります。 残念ながら茶席は満席ですが、タイミング次第では太夫さんが茶席まで移動するのを観られるかも…とのこと。
お問い合わせ:075-561-9966(高台寺)

10/7(土)「京都・清水焼団地 第7回楽陶祭」: 山科の清水焼団地にて嶋原太夫道中が行われます。
お問い合わせ:075-581-6188(清水焼団地協同組合事務所)

島原の司太夫さん、大忙しですね。

2006年10月02日 | 芸能・アート | No Comments »

島原の太夫

5月8

体に優しい晩ご飯を、と「おばんざい よしなが」へ。
店に入った瞬間、カウンターに腰掛けた和服の女性にピーンときました。島原の司太夫さんでした。

舞妓さんや芸妓のさんのいる五花街の他に、多彩な芸と高い教養を持つ文化人として太夫が活躍していた花街・島原を再び盛り上げようと、「こったいの会」を運営されているパワフルな女性です。 このお店の常連さんらしく、色々と気さくに話しかけて下さいました。
今年の10/6に高台寺、10/7〜/9に清水焼団地「楽陶祭」にて初めて「太夫道中」が行われれるそうです。

2006年5月08日 | 未分類 | No Comments »

桜吹雪と太夫道中

4月10

先週末の満開の桜を見逃してしまった…という方は、4/16(日)の「吉野太夫花供養」はいかがでしょうか。
朝9時からお茶席や点心席が設けられ、10時20分以降頃に島原太夫道中が源光庵前より出発します。吉野太夫の追善法要や墓前回向の後は、書院にて如月太夫や、正派若柳流若柳彦寿氏による奉納舞、花扇太夫のお話があります。

・遺芳庵席:裏千家淡交会京都支部担当
・野点席:吉野茶会・島原太夫担当
・煎茶席:方円流村田朋園担当
・点心席(そば):聖護院河道屋担当

少しばかり涼しい地域なので、まだ桜も楽しめるかもしれません。

2006年4月10日 | イベント | No Comments »

太夫道中

3月21

島原太夫の道中を見たい!という方へのおすすめ情報です。 (※情報は掲載された当初のものです。ご了承下さい※)

まずは、3/29。夜の高瀬川沿い。花扇太夫と如月太夫が20時に松原通りから出発、仏光寺通りまで30分かけて練り歩きます。雨天時は30日に順延。
 →詳細は075-351-5532(木屋町会事務局)
有名なのは常照寺で行われる「吉野太夫追善花供養」。 島原の名妓・吉野太夫を偲び、10時20分出発の道中の後、如月太夫が舞を、花琴太夫が胡弓を奉納します。 昨年自伝の本を出版された花扇太夫のお話もあります。

2005年3月21日 | イベント | No Comments »

遊里・島原散策

9月20

角屋もてなしの美術館」の2階の予約(1階は予約不要)が始まったので、特別公開中の輪違屋と併せて見学して来ました!
太夫や芸妓を派遣する置屋・輪違屋には、島原太夫が控え室として使用している茶室等があり、その神秘的な存在が現在でも現役でその伝統を受け継いでいる事に感動しました。
江戸期のもてなし・文化サロンとしての場であった角屋の2階の広間は現代アートにも通じる美しさ。中でも異国趣味な「青貝の間」は、かつては浅葱色の壁に埋め込まれた青貝がきらめいていた、という光景を想像してうっとりしてしまいます。
平日でも連休中でもすんなり予約が取れたのが意外でしたが、1階部分は午後から多くの観光客で賑わいを見せます。
ガイドの方も気さくに声をかけて下さり、楽しい一日でした。

2004年9月20日 | 未分類 | No Comments »

京都駅ビル・新選組イベント

1月17

先日1月10日、京都市観光協会の主催のイベント「京都が舞台 新選組ただいま参上!」を見学してきました。
本当は、女優の菊川怜さんを見に行ったのですが、イベントの最後に登場。この日寒かったせいで体が冷え切ってしまいました。
しかし、日頃見られない島原太夫の道中や舞などを観賞でき十分見応えがあり、すばらしいイベントでした。
NHK大河ドラマ「新選組」を視聴するのに、前もって新選組ゆかりの地を訪ねるのがよりおもしろく見られるのでは。

2004年1月17日 | 芸能・アート | No Comments »
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