鴨川で桜のお茶会
再びお天気に恵まれた先週末。
枝垂れ桜の半木の道と鴨川の菜の花の対岸で、友人がお茶会を開いてくれました。
お互いにお湯とシートを手にゆるゆると集まり、色とりどりのシートでパッチワークのようになった芝生の上に円座。
リボンが結ばれたバスケットには、「菓子屋のな」の「あんバターチャバタ」がいっぱい!
イタリアの堅めのパンに、あんこや苺とマスカルポーネが挟まった、贅沢な一品です。
普段、高級茶である玉露を飲むことはそう多くありませんが、宇治玉露の「ごこう」や「宇治ひかり」、静岡煎茶の「静7132」や「つゆひかり」など、品種茶をメインにたくさんお茶を飲み比べ、ペアリングの和洋菓子をお腹いっぱい楽しませて頂きました。
主催の友人は日本茶インストラクターであり、フードコーディネーターでもあります。
このお茶会のためにお菓子の予約をして買い回り、たくさんの茶器を運んでここまで来られたのかと思うと、頭が下がります。
かすかな春風にふと見上げると、雲のない真っ青な空に、桜の花びらが瞬くように舞っていて、いつしか自分の茶碗の中にもひとひら浮かんでいました。