生きているだけで
先週末に智積院で行われた嵯峨御流の華展。朝から多くの人が訪れ、昼頃には行列が。
金堂内の部屋を余す事なく和花・洋花が彩り、今月初めに奉納されたばかりの、日本画家・田渕俊夫氏の襖絵も拝見する事ができました。
長谷川等伯親子によって描かれたという国宝「桜楓図」の障壁画も観賞しましたが、境内のあちこちに生けられ生命力あふれる花々に勝るものではありませんでした。「生きている」というのはそれだけで素晴らしい事なんですね。
10/30~11/1は京都の若手華道家たちによる『京都新世代いけばな展 2008・公館にいける』の後期が重要文化財・京都府庁旧本館で開催されます。