e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

年末年始のあれこれ

1月8

huku
昨年姪っ子が生まれたので、お年玉代わりに「福玉」をプレゼントしました。
もともと舞妓さんがご贔屓さん達からもらう物なので、中の小物は赤ちゃんにはまだまだ早いのですが…自己満足です。
井澤屋」のは以前に購入した事があるし、「切通し進々堂」のは予約不可だったので、今回は一銭洋食の向かいの和菓子屋の「福栄堂」になりました。
最中の様に軽い玉なので、運ぶのも保管も割らないように気を付けながら。さて、いつそれを開くかは相手次第です。
お年玉の準備に大掃除、お正月飾りにお節作りに年賀状…。仕事納めに向かってひたすら忙しい師走に、どうして日本人は色んな風習を詰め込むのでしょう。
「クリスマス終わったとこやん!」「梅雨明けに大掃除した方が色々乾きやすそうやん!」「年始の挨拶なんだから、年賀状は年明けてからの投函にすればいいのに」とぶつぶつ言いながらも、なんだかんだで結局いつも通りに。
三が日を過ぎ、乾かした塗りのお椀を布で磨きながら、その漆の深い艶に「きれいだな。面倒でもやっぱり出して来て良かったな」と思うのです。
携帯電話に目をやると、年末に京都に引っ越して来た友人から「護王神社は3時間待ちだって!」とのメッセージ。
「断捨離」や「ミニマリスト」という言葉が生まれる一方で、無駄なものに見えるたくさんの物事に支えられて生きている事を再確認する年明けでした。

2019年1月08日 | お店, 和雑貨 | No Comments »

福玉の中身

1月10

fuku年末に買い、年明けまで取っておいた福玉を開いてみました!
まるで、福袋とお年玉が合体したかのようですね。

中に入っていたのは、龍の置物にがま口財布、ポーチに携帯ミラー、ちりめん細工のマグネットとポチ袋、カーゼハンカチにあぶら取り紙。
女の子の身だしなみセットといったところでしょうか。
花街で受け取った舞妓さん達は、今頃巾着にしのばせて愛用しているのかな?

新春のニュースを飾るのは、物腰やわらかく、でも背筋はシャンとした大和撫子たち。
いつの時代も女性が女性らしく輝いていると、世の中が明るくなりますね。

2012年1月10日 | 和雑貨 | No Comments »

福玉

12月12

fuku友人達とクリスマスパーティーをする事になり、各自プレゼントを持参する事になりました。

何か面白いものは無いかと思い巡らしていた時、先日和装小物の「井澤屋」で購入した「福玉」(5250円)を思い出しました。「福玉」についてはこちら
もとは舞妓さんがご贔屓さんから貰うものなので、中の小物は女の子向き。小さな女の子のいる家へのお年玉にもおすすめです。
福玉は、同じく祇園の福栄堂でも購入できます(2620円。075-561-3078)。いずれも11月下旬~年明けまで販売されていますが、数に限りがあるので予約しておくのが良いかもしれません。割れやすい素材なので、持ち運びには要注です!

クリスマスに開けようか、それともお正月まで取っておこうか、今から楽しみです。

2011年12月12日 | お店, 和雑貨 | 1 Comment »

京都らしいクリスマスプレゼント

12月22

京都らしいクリスマスプレゼントってないでしょうか?
例えば「福玉」なんでどうでしょう。

紅白の薬玉のようなもので、中に干支にちなんだものやティッシュケース、お年玉袋などの小物が詰め合わせて入っているんです。12/13の事始めの頃から和装小物の店に並びます。

もとは大晦日の日に「お事多さん(おことぉさん)」と言って挨拶まわりに来た舞妓さん達にひいきの旦那衆やお茶屋の女将さんが「来年もおきばりやす」と新年の祝いとして渡していたものだそうです。お年玉にしても可愛いかもしれませんね!

2003年12月22日 | 和雑貨 | 1 Comment »