平成女鉾清音会
夏も折り返し地点。先月末の八坂神社では、1ヶ月にわたる祇園祭の最後の神事となる夏越祭が境内の疫神社で、舞殿では平成女鉾清音会によるお囃子の奉納がありました。
平成女鉾清音会は発足から15年。学生から60代まで、それぞれに学業や仕事、家事をこなしながら練習を重ねるも息はぴったり。張りと艶のあるかけ声は女性ならではのもの。
かつては濃い紫色をしていた浴衣は白地に「女」の字をアレンジした花柄になり、見た目にもより涼しげになっています。
3曲を納めた後、互いに汗で光る頬を夏風にほころばせる彼女たちは、京の街に咲くなでしこのようでした。
平成女鉾清音の奉納囃子の動画はこちら。