e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

サロンドロワイヤル京都の「カフェ床」

5月14

yuka 学生の頃は鴨川から見上げていた納涼床も、懐石料理だけでなく洋食屋やエスニック、バーなどバラエティに富み、ここ数年では「カフェ床」も増えてきて随分と敷居が低くなりました。「川床って高いんでしょ?」と思い込んでいては勿体ない!

鴨川の新緑が青々と茂り、「昼床」が最も気持ちがいい5月に入ったので早速おでかけ。
大阪で創業の老舗洋菓子屋のチョコレート専門店が、川床のあるカフェを併設した「サロンドロワイヤル京都」へ。
ゴールデンウィーク中だったので行列を覚悟していたのですが、思いのほか空いていてすんなり席に着けたので驚きでした。
通り抜ける風が木々を揺らし、せせらぎの向こうで遊ぶ親子や散歩中の人々を眺めていると、他の席で談笑する和服女性たちもまた風景の一部のようです。

京友禅を連想させるパッケージの商品も、京都土産としてぬかりなく。
ワインリストもあるので、フォワグラやショコラと共に、食後の一杯…なんて一夜も今後のお楽しみですね。

2013年5月14日 | お店, グルメ, 町家 | No Comments »

9月の川床

9月8

朝晩の暑さが和らいできたので、仲間内で鴨川の川床に繰り出しました。
川床で頂くタイ料理「仏沙羅館」は何度か利用しています。

夜の肌寒さを心配しましたが、暑くもなく寒くもなく、虫も寄ってこないので、羽織りもの1枚あれば十分。夜風と共にゆるゆると心地よく酔うことができました。
盛夏の頃に比べて人が少ないので、開放感も増します。
鴨川を挟んだ対岸からは、「火の用心」の拍子木の音が…。

川床といえば夏のイメージがありますが、9月からはランチ営業も再開しています。

2009年9月08日 | お店 | No Comments »

黄昏どきの川床

8月14

ゆかたに絽の帯を締めて、料亭・ちもと川床へ。 夏の屋外なので少々汗ばむ時もありますが、川面からの風が袖を通り抜けると、ひんやりと心地よい。
「黄昏(たそがれ)」という言葉は、辺りが暗くなる夕暮れ時には人の顔が見分けにくいので「誰そ彼(たそかれ・あれは誰?)」と言ったことが語源なのだとか。
また、昔はこの鴨川の畔でしんない流し(今で言うストリートミュージシャン?)が出てきて三味線等を弾き、おひねりが跳ぶ、といった光景が見られたそうです。

2006年8月14日 | お店 | No Comments »