e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

明日の京焼 清水焼

3月9

東京・新丸ビルでの「明日の京焼 清水焼」展を観に行って来ました。

新しい感性に彩られた焼き物たちは、これまで伝統工芸品とは無縁だと思っていた若い人達にとっても心踊らされるものばかり。モダンなデザインに惹かれ、作家紹介を見ると、思いがけず熟年の職人さんであることに驚きます。

いくら素晴らしい技法を駆使したものでも、人を惹きつけるものが無ければ意味がありません。何事にも「センス」というものの大切さを実感します。

会場にあるアンケートに答えると、お土産に箸置きを頂きました。
開催は19日まで。入場無料。職人とクラフトバイヤー・日野明子さんによるトークショーが開催される日もあります。

京都清宗根付館

2月16

壬生寺への道中、「京都清宗根付館」に入ってみました。

おにぎりやルーペ越しに観る人形、象牙のドクロなど、付属品というよりも、むしろ独立した工芸品の様な、精密かつ膨大なコレクション。その数もさることながら、風格ある武家屋敷のお座敷にテーブルを配置した応接間、おくどさんを残す台所、お庭も手入れがされており、展示ケースも漆塗りの和箪笥風デザインで、空間にも粋を感じました。

次回の開館は春季期間の4月いっぱいですが、壬生狂言とセットで立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

パフ付きあぶら取り紙

11月25
京やのパフ・デ・あぶらとり

京やのパフ・デ・あぶらとり

 

京都土産の定番・あぶら取り紙。毎回同じものでは、受け取る側も贈る側もちょっと物足りない。
そんな折に頂いた「京や」の「パフ・デ・あぶらとり」
パフ付きのあぶら取り紙とは珍しいし、化粧室で「それ、何?」と友人に注目される事受け合いだけど、果たしてそのメリットは?という事で早速検証!
パフ裏側に付けたシール面であぶら取り紙をくっつけて取ります。なるほど、指先で一枚ずつめくらなくてもさっと取れます。
竹炭配合の「超吸収タイプ」は、数回肌に押さえてみただけで、予想以上に紙の色が変わりました!その吸収力は白いパッケージの通常品と比べて約1.5倍とか。
紙製のパッケージをコンパクトの様に開き、パフであぶら取り紙を取って皮脂をコントロール。
そう、舞妓さんが白粉をはたく艶姿を連想しながら…。
2008年11月25日 | お店, 和雑貨 | No Comments »

丹後ちりめんでお肌ツルツル

8月25
丹後ちりめんの浴用タオル

丹後ちりめんの浴用タオル

京都国際工芸センター「WAZA GU」で、丹後ちりめんで作られた「静のシルク洗顔パフ」と「絹のふくれ浴用タオル」を購入してみました。
使い始めてすぐに、悩みの種だった腕や足のサメ肌が治まってツルツルしてきたので驚き!
絹糸は繊維が非常に細く、断面が三角形に近い形をしているので、細かい部分の汚れもよく取れるのだとか。
もともと肌が弱いために、これまで素手に石鹸の泡をつけて洗っていましたが、軽く撫でるだけでこの独特の凹凸が程よく余分な角質を取り除き、肌を磨いてくれたのかもしれません。

2008年8月25日 | 和雑貨 | No Comments »

松栄堂とフィンランド

9月18
フィンランド

フィンランド

20世紀のデザイン史を代表する北欧デザインが、日本で人気急上昇中です。京都でも北欧の家具や雑貨等の専門店があちこちで見られるようになり、お香の老舗・松栄堂が、海外出店したのもフィンランドの首都・ヘルシンキ。
若手デザイナーと共に新たな発想のお香立てを開発し、京都、東京、ヘルシンキで展覧会(京都では「リスン京都」にて10/25~11/14)が開催されます。
(※情報は掲載された当初のものです。ご了承下さい※)

2007年9月18日 | お店, 和雑貨 | No Comments »

龍村製のいのしし

11月13

世間ではもうクリスマスームード、お歳暮商戦。そろそろ年賀状の事も頭をよぎる季節。
大袈裟な門松は我が家には置けないけれど、せめて部屋の一角くらい季節感を出したいと思っていたら、カワイイいのししの置物を見かけました。 茶入の仕覆や書画の表装に好まれる龍村美術織物の裂地でできたはんてんを羽織るちりめんの猪ちゃんは、 確かな技術と上品な色遣いには、さりげなく本物感が漂い、思わず触りたくなってしまいます。

お問い合わせ:075-706-7126(京の一滴)

2006年11月13日 | 和雑貨 | No Comments »

「使える」伝統工芸品

3月20

「「使える」伝統工芸品> 」に興味があります。
伝統工芸品を、現代人のライフスタイルに合うように工夫してあるもの。

そのような試みを感じるお店が増えて行く中、「質を落とさずに、若い人でも手が届く価格帯で提供する」ことが、今後実現されていくといいですね。

「和」な小物を取り入れる時は、その他のものはシンプルに、抑えめに。
「いかにも和風!!」と自己主張するよりは、 さりげなく効かせる…という演出の方が、粋で日本人ぽいと思いませんか?

3/16から、「デスクトップのMade in KYOTO」展が始まります。

2006年3月20日 | 和雑貨 | No Comments »

総ビーズのきものバッグ

1月23

初釜で、手にしていたハンドバッグを複数の方から褒めて頂きました。
このバッグを作っている祇園のお店は、
「きものに合うハンドバッグが欲しいねんけど、どこで買お〜?」
「ほな“香鳥屋”さんがええんちゃう?」
という風に、昔からきもの女性の信頼を得ているようです。

一見、「年齢層高め??」というレトロな印象ですが、手持ちのこれは西陣織の帯の柄の部分を様々な色のビーズで縁取り、 ハンドバッグに仕立てたもので、披露宴やクリスマスパーティー等の洋装にも合って重宝しています。

2006年1月23日 | 和雑貨 | No Comments »

手描き友禅染ブーツ!?

1月9

画像 工房「螢」でオーダーしていたブーツが届きました。
京友禅の絵かき職人の家に生まれた絵師山本智子さんが率いるこの工房では、京友禅の技術を活かし、ジーンズやアロハシャツ、ネイルに和柄を手描きしています。

希望のイメージとして、今回は自分の黒ブーツを送り、H.Pに掲載してある画像に少し色を加えて頂きました。
かかとには蝶々のワンポイント入りです♪

2006年1月09日 | 和雑貨 | No Comments »

1000円均一の和雑貨

8月1

先月「お稲荷さん」の本宮祭へ行って来たのですが、参道近くで面白いお店「夢蔵人」を見つけました。

着物の端切れ鼻緒の草履、電動のつくばい等があり、店内全て1000円均一!なかでもラメ入り着物を着た日本人形は鼓を持ったものや「藤娘」姿など、キッチュながらも凝っていて、なかなかの愛らしさ。

また、京町家にあるような階段箪笥や鏡台のミニサイズ版も。小物入れとしてはもちろん、アンティークなインテリアとしても使えそうです。

2005年8月01日 | 和雑貨 | No Comments »
« Older EntriesNewer Entries »