e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

六條院へ出かけよう

8月22

光源氏が広大な敷地に4つの町と、それぞれに春夏秋冬を楽しむ庭と屋敷を作り女人を住まわせたという壮麗な六條院。
その六條院にお邪魔してみませんか?

京都文化博物館別館で始まった『 源氏物語と京都 -「六條院へ出かけよう」』(〜9/10(土))では、風俗博物館で展示されている六條院の『春の御殿(おとど)』のみならず、その庭園までも1/4のスケールで再現!
なんと川が流れ、船が浮かぶ池には本物の魚まで泳いでいるという凝りよう。

出口を出ると、もう一つのお楽しみが。是非、カメラを持参してお越し下さい。
(※情報は掲載当時のものです。)

2005年8月22日 | 芸能・アート | No Comments »

和太鼓奏者・林英哲

7月28

なんと!!比叡山延暦寺にあの林英哲氏が!!

革新的和太鼓奏者として名高い林英哲氏が延暦寺にて夏の夜空に太鼓の音を響かせます。
世界各地で公演を行い太鼓ブームの火付け役となり、第8回日本文化藝術振興賞も受賞されている林氏。 8月17・18日に延暦寺国宝根本中堂にて奉納公演を行います。

何としても見に行きたいものです。
e京都ねっとでは公演のチケットをプレゼント!
(※情報は掲載当時のものです。コンサートは終了しました。)

2005年7月28日 | 芸能・アート | No Comments »

声明聴き比べ

7月25

先月南座で、初めて声明を聴きに行ってきました。
本来ならお寺で聴いてみたいものですが、浄土宗・黄檗宗それぞれ異なる特徴を持つ声明を聴き比べられるのが魅力。

比叡山延暦寺では、8/9〜/13に「比叡山ライトアップ」が行われ、 期間中、9〜11日は、根本中堂にて天台声明を聴く事ができます。
→声明についてはこちら
→声明を試聴するならこちら
(※情報は掲載当時のものです。)

2005年7月25日 | 芸能・アート | No Comments »

京都迎賓館

6月30

今年オープンした国内2つ目の迎賓施設・京都迎賓館。今初めての一般参観の希望者を募集しています!
この様な迎賓施設は、もともと平安京の時代からあり、「鴻臚館(こうろかん)」といって、羅城門の北、朱雀大路の左右にあったといいます。 この新しい迎賓館には、日本人の美意識と、それを表現する京の匠の技が結集しています。

和のブームの影響によって「和風」と「京風」の違いが分からなくなってきた現在。 本当の「粋」とは、おもてなしの心が伴ってこそ。
(※情報は掲載当時のものです。)

2005年6月30日 | 芸能・アート | No Comments »

日本画とは何ぞや?

6月27

「日本画」という言葉は意外に歴史が浅く、明治時代以降「洋画」に対する慣用句的なものとして生まれました。 近代では洋画風な技法、表現もよく見られるようになり、その定義は曖昧です。

その日本画を出発点に活躍するアーティスト、山本太郎 の「ニッポン画 」と村上隆の 「スーパーフラット」。 現在の日本のエッセンスを基盤にしているという意味では、どちらも「極めて日本的」な表現なのかもしれません。
皆さんはどう思われますか?

2005年6月27日 | 芸能・アート | No Comments »

次期宗家の決意

1月24

今週末、23日の金剛定期能「翁」は是非ご覧頂きたいと思います (※情報は掲載された当初のものです。ご了承下さい※)
他の演目とは異なって演劇的要素は無く、天下太平を祈る宗教的儀式のようなもので、厳かな空気に包まれた舞台の上で、翁役の金剛龍謹君が面を付けます。
まだ高校生とはいうものの、次期宗家として、お父様の金剛永謹さんのご指導のもとでこれから、学業の傍ら長く厳しい修行を積み、長年の伝統と歴史を担っていく決意の瞬間を、この能舞台の上で見届ける事ができます。

Maico Rozy

12月13

京の町に伝わる「祇園小唄」や「丸竹夷」、「御所のお庭」がアレンジされたCDアルバム「Maico Rozy」を拝聴しました。
FM京都で聴いた「Gosho No Oniwa α-Mixバージョン」がゆったりとしたボサノバ調(?)で、そのイメージを持ったまま他の曲を聴いてみると…。
軽やかなビートに乗る「路地(ろーじ)」ミュージック?に、しばし自分が次に取るべき行動を忘れてしまいました(笑)。
「昔ながらの小唄も好きだし、三味線の音も好き。でも自らCDを買う程でもないなあ」という人にとっての入り口のようなアルバムです。もちろん原曲も収録されています。
この不思議な音楽に慣れようと何度か聴いているうち「右近の橘〜♪」と頭の中に京の小唄が刷り込まれていきそうです。
もしかして、それが「Maico Rozy」の狙い!? やられた!

2004年12月13日 | 芸能・アート | No Comments »

「紅葉狩」飲み過ぎ注意!?

11月30

e京都ねっと「プレゼント」でも好評の金剛能楽堂の蝋燭能「紅葉狩」を観に行って来ました!
とても分かりやすい内容の演目で、平維茂が狩装束で神剣を振るい、鬼女と斬り合う勇壮な姿に見とれてしまいました。
女性の誘いに応じ、ついついお酒を飲み過ぎてうたた寝するうちに、本性を現した鬼女に襲われかける…「能は現代人にも通じるテーマを持つ」と聞いた事がありますが、この演目の心はいかに!?
12/12(日)には能面・能装束講座が行われる予定です。
お手頃な料金(1000円)で、家元による解説を聞く事ができるなんて、嬉しいですね。

2004年11月30日 | 芸能・アート | No Comments »

コワーイ演目「鉄輪」

8月23

金剛能楽堂・蝋燭能を観に行ってきました!
ゆれる蝋燭の炎と月明かりのように青白いライトに照らされる薄暗い舞台で演じられたのは「鉄輪」。
自分を捨て後妻を迎えた夫を恨み、恋しさと恨めしさにさいなまれながら鬼へと変化していく女の姿が、前半から後半へと付け替えられた面に現れています。
この蝋燭能は11/26にも行われます。演目は「紅葉狩」。
能楽堂で販売している「対訳でたのしむ」シリーズ(檜書店)が分かりやすくておすすめです。 カジュアルに能鑑賞を→8/28に京都駅ビル薪能
金剛宗家・龍謹君の演技を観たい→9/26の定期能

2004年8月23日 | 芸能・アート | No Comments »

能楽金剛流、金剛永謹・龍謹親子競演

6月21

新・金剛能楽堂の開館1周年記念公演を鑑賞しました!
能楽五流の中で唯一京都に宗家を置く金剛流の26世宗家、金剛永謹氏が「淡路 急々之舞」を舞い、ご子息の龍謹君が「鷺」を披き、まさに父の日の親子競演でした。

「鷺」は還暦を過ぎた者か、元服前の少年しか舞えない曲で、龍謹君は16才。初シテを勤めた小学生の頃より随分と背が伸び、面無し(直面・しためん)の、ハーフの様な凛々しい風貌には精悍さが現れていました。
龍謹君の次回の公演は9月に行われます。もちろん直面です♪

2004年6月21日 | 芸能・アート | No Comments »
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