明日の京焼 清水焼
東京・新丸ビルでの「明日の京焼 清水焼」展を観に行って来ました。
新しい感性に彩られた焼き物たちは、これまで伝統工芸品とは無縁だと思っていた若い人達にとっても心踊らされるものばかり。モダンなデザインに惹かれ、作家紹介を見ると、思いがけず熟年の職人さんであることに驚きます。
いくら素晴らしい技法を駆使したものでも、人を惹きつけるものが無ければ意味がありません。何事にも「センス」というものの大切さを実感します。
会場にあるアンケートに答えると、お土産に箸置きを頂きました。
開催は19日まで。入場無料。職人とクラフトバイヤー・日野明子さんによるトークショーが開催される日もあります。
パフ付きあぶら取り紙
そんな折に頂いた「京や」の「パフ・デ・あぶらとり」。
パフ付きのあぶら取り紙とは珍しいし、化粧室で「それ、何?」と友人に注目される事受け合いだけど、果たしてそのメリットは?という事で早速検証!
パフ裏側に付けたシール面であぶら取り紙をくっつけて取ります。なるほど、指先で一枚ずつめくらなくてもさっと取れます。
竹炭配合の「超吸収タイプ」は、数回肌に押さえてみただけで、予想以上に紙の色が変わりました!その吸収力は白いパッケージの通常品と比べて約1.5倍とか。
紙製のパッケージをコンパクトの様に開き、パフであぶら取り紙を取って皮脂をコントロール。
そう、舞妓さんが白粉をはたく艶姿を連想しながら…。
龍村製のいのしし
世間ではもうクリスマスームード、お歳暮商戦。そろそろ年賀状の事も頭をよぎる季節。
大袈裟な門松は我が家には置けないけれど、せめて部屋の一角くらい季節感を出したいと思っていたら、カワイイいのししの置物を見かけました。 茶入の仕覆や書画の表装に好まれる龍村美術織物の裂地でできたはんてんを羽織るちりめんの猪ちゃんは、 確かな技術と上品な色遣いには、さりげなく本物感が漂い、思わず触りたくなってしまいます。
お問い合わせ:075-706-7126(京の一滴)
「使える」伝統工芸品
「「使える」伝統工芸品> 」に興味があります。
伝統工芸品を、現代人のライフスタイルに合うように工夫してあるもの。
そのような試みを感じるお店が増えて行く中、「質を落とさずに、若い人でも手が届く価格帯で提供する」ことが、今後実現されていくといいですね。
「和」な小物を取り入れる時は、その他のものはシンプルに、抑えめに。
「いかにも和風!!」と自己主張するよりは、 さりげなく効かせる…という演出の方が、粋で日本人ぽいと思いませんか?
3/16から、「デスクトップのMade in KYOTO」展が始まります。
総ビーズのきものバッグ
初釜で、手にしていたハンドバッグを複数の方から褒めて頂きました。
このバッグを作っている祇園のお店は、
「きものに合うハンドバッグが欲しいねんけど、どこで買お〜?」
「ほな“香鳥屋”さんがええんちゃう?」
という風に、昔からきもの女性の信頼を得ているようです。
一見、「年齢層高め??」というレトロな印象ですが、手持ちのこれは西陣織の帯の柄の部分を様々な色のビーズで縁取り、 ハンドバッグに仕立てたもので、披露宴やクリスマスパーティー等の洋装にも合って重宝しています。