e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

京都国立博物館「平成知新館」

10月20

tisin 京都国立博物館にリニューアルオープンした平常展示館「平成知新館」。
延べ床面積約1万8千平方メートル。夜の海の様に薄暗く広大な空間の中に、大きな仏像が佇む姿は圧巻でした。
どっしりと腰を下ろす仏さんを見る度に、そのお膝の中に座りたくなるのは私だけでしょうか?
一階には、金属工芸や書、染色などの伝統工芸品が部屋毎に陳列され、それらが王朝文化、武家文化、町衆文化の中心であった京の都で培われ、洗練を重ねて来た事を目に見える形で伝えます。
吹き抜けになった館内は、地上4階まで続く階段を上がりながら、別の角度から各階を眺める事もできます。
記念展として「京へのいざない」展が開催されており、神護寺蔵の伝源頼朝像や雪舟の「天橋立図」等(※現在は第2期の展示内容に変わっています)前後期に分けて国宝62点、重要文化財130点を含む400点以上を展示するとあって、まさしく京のお宝いいとこ取り!お腹いっぱいになりました。
博物館には、各寺社や個人に代わって文化財を安全に保管・補修、分析して、そこから解釈されたメッセージと共に公開するという役割があります。
平成知新館だけで1時間半程の時間を費やし、大人気の「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展は入場待ちが60分とあったので、特別展はまた別の機会に伺う事にしました。
当館のツイッターによる混雑情報を見ていると、平日の開館後〜お昼時か、夕方が狙い目…かな!?

2014年10月20日 | 歴史, 芸能・アート

Email will not be published

Website example

Your Comment: