e-kyoto「一言コラム」

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昭和に復活を遂げた山鉾たち

7月23

hoko 今年の祇園祭の粽は全て、休み山・布袋山で購入しました。公式ホームページによると、引き続き後祭の宵山でも14時から粽や安産御守等を販売予定のようですね。

今回の後祭と大船鉾の復活が良い呼び水となって、本格的に動きだしたのが、もう一つの休み山・鷹山です。
地元有志による「鷹山の歴史と未来を語る会」が2012年に発足、2014年には囃子方が結成され、前祭宵々山にはお囃子の公開練習を開くまでになりました。来夏には屋外でも鷹山のコンチキチンが聴ける様になるかもしれません。
最後の巡行参加から200年目を迎える2026年までに山を復興させ、巡行に復帰するという目標も挙がっています。

昭和になって復活を遂げた山鉾には、四条傘鉾菊水鉾蟷螂山綾傘鉾(何故か昭和53年前後がラッシュのようです。)』があります。
一つの時代にこれだけの山鉾が蘇ったという事は、2009年には祇園祭と山鉾行事がユネスコの世界遺産に登録されたこの平成の時代にも、まだ見ぬ祇園祭の姿が見られる楽しみがありそうですね。

2014年7月23日 | 神社

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