e-kyoto「一言コラム」

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おもてなしの心

4月5

aburi窓から桜の木を望む知人宅で、お花見の茶会がありました。

客人の年齢層は幅広く、中には生後6ヶ月の赤ちゃんまでママの抱っこで同席。
初めて企画した茶会とは思えない程のアイデアがいっぱいで、床の間の大きな信楽焼の花器は下部に亀裂が走り、そこから山桜の枝が伸びているという斬新な生け方にびっくり!
一通り薄茶が回った後、庭先では近所の今宮神社門前から取り寄せたあぶり餅を、目の前で炙って振る舞ってくれました。

準備から当日までてんやわんやの大騒動だったそうですが、智恵を絞って来客を喜ばせようという創意工夫が随所に感じられた春の宵でした。

2010年4月05日 | 未分類

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