雨音と草木と風とリュートの音色
原谷にある知人のお宅にお邪魔しました。
宮内庁や天龍寺、東福寺等の御用達の造園業の家で、庭に面する窓を開放した部屋には囲炉裏が。
若手の庭師さん達が手料理を振る舞う中、友人の一人がリュートを奏でると、小雨が降り注ぐ庭から起こる涼しい風に音色が運ばれていきます。
誰かが花を生けると、その瞬間に辺りの空気が変わりました。
「自然」を感じることは、「生きる命」をもらうこと。「梅雨は憂鬱…」と閉口する前に、一度その雨音に耳を澄ませてみて下さい。
原谷にある知人のお宅にお邪魔しました。
宮内庁や天龍寺、東福寺等の御用達の造園業の家で、庭に面する窓を開放した部屋には囲炉裏が。
若手の庭師さん達が手料理を振る舞う中、友人の一人がリュートを奏でると、小雨が降り注ぐ庭から起こる涼しい風に音色が運ばれていきます。
誰かが花を生けると、その瞬間に辺りの空気が変わりました。
「自然」を感じることは、「生きる命」をもらうこと。「梅雨は憂鬱…」と閉口する前に、一度その雨音に耳を澄ませてみて下さい。
メルマガ会員の方には一足先にご紹介しましたが、 かつての液晶テレビのCMで吉永小百合さんが水打ちをしていたお庭 「重森三玲邸書院・庭園」が、これまでの書院・庭園の公開に加え、 三玲が実際に生活していた邸宅も公開される事になりました(要予約)。
「重森三玲の仕事展 1915-1933」(9月30日〜10月24日)
お問い合わせ:075-761-8776
時を経た重厚な屋敷に映える、モダンアートな世界をお楽しみ下さい。
「>京都・庭園散策−岡崎−」も終了です。庭園パスポートには記載されていなかった寺院の庭園も公開されていました。
並河靖之七宝記念館が印象的でした。グリーン、ブルー地に繊細な装飾が施された七宝焼は東洋美の結晶です。
人のいない、ひっそりとした縁側で長い間時を忘れました。7代目小川治兵衛作のお庭。深い池が、程よい大きさの庭に落ち着きを持たせています。周りに茂る草木や石が効果的に配置され、そのバランスが私達に安心感を与えます。
楚々とした、上品な趣の邸宅でした。