宇治の新茶

新緑の季節は、宇治の新茶のシーズン。萌え出たやわらかい新芽を摘んで製した新茶は、ひときわ高い香りが特徴で、ワインでいう「ボジョレー・ヌーボー」。
美味しく煎れるのに温度と時間を計るのは面倒…という方は
①熱湯を空の急須に入れ、
②急須の湯を湯呑みに移し（熱湯を冷ます事で甘みを引き出します。一度移すと温度が5度程下がります）
③湯呑みのお湯を、茶葉の入った急須に注ぎ、
④針の様にねじれて細くなっていた茶葉が開ききったら、注ぎ時です。
熱湯のままで煎れる場合は、すぐに茶葉が開いて渋みも出やすいので、待ち時間は短めにしましょう。

今年初めて宇治界隈がライトアップされました。 「宇治灯り絵巻」です（10/21･/22）。 まだ明るみの残る空のもと、橘橋から川を眺めると、たくさん飛んでいるのは…コウモリでした！！
嵐山や東山の花灯路よりも全体的に素朴なライトアップでしたが、日本最古の神社建築である世界文化遺産・宇治上神社には、 昼間とはまた異なった威厳と、崇高さがありました。 源氏物語・宇治十帖に登場する薫の君だって体験しなかったライトアップ。現代人の贅沢ですね。

宇治川

「源氏物語」が記録の上で確認されるときから、2008年でちょうど一千年を迎えるという事で「源氏物語千年紀事業」があちこちで催されています。
宇治十帖ゆかりの地を巡るなら、宇治観光ボランティアガイドクラブをぜひ利用してみて下さい！希望のテーマに合わせて、宇治の地理に詳しいガイドさんが説明を加えながら効率よく道案内をしてくれます。
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