武田流弓馬道
弓馬礼法の中で「流鏑馬」「犬追物」と並んで騎射の三物と称される「笠懸」の奉納神事が上賀茂神社で行われました。
地面低くに立てられた小さな板的を射抜く「小笠懸」では、左下の的を射る「弓手筋違(ゆんですがい)」や、馬頭を越えて右下の的を狙うという高度な「馬手筋違(めてすがい)」といった様々な射法が見られるのが見所です。女性の射手も長い髪をなびかせて疾走していました。
800年ぶりに復活した平成17年に見学した際には無かった、有料観覧席(500円)が設置されていたのには驚きましたが、特にお年寄りの方にとって椅子席はありがたいものかもしれません。
馬場の真ん中にある記録所のそばに座ると、前後の神事もよく観られそうです。日差しが強いので帽子は必携です(日傘はNG)。来年のご参考に。