梅小路の桜と肴
3月11
今年の梅の開花はのんびりペース?
京都市内ではようやく咲き始めました。
梅小路公園南東の梅林『梅こみち』へ。
ちょうど「梅だより」に「見頃」と出ていたためです。
「梅」の名を冠する「梅小路」という名称は平安時代から。
平安京造営時に設けられた小路の通り名だったようです。
京都水族館から見て芝生の彼方に紅白の花が連なるのが見え、その数は14品種・約150本だとか。
それぞれの木に名札が下げられ、それらの枝ぶりや色み、大きさ等と交互に見比べるのが楽しい。
「緋の司」は足を止める程に鮮やかな紅で、「白加賀」は加賀友禅のように清楚。「月影」は白から黄みがかり、「鹿児島紅」は花も幹も濃く一本でもどっしりとした存在感がありました。
線路沿いの南側梅林まで行けば、行き交う列車と梅の競演ショットが撮れるなど、早咲きから遅咲きまで楽しめるそうです。
梅小路公園内には飲食店も多く座れる場所もあって食べるのに困りませんが、せっかくなら梅小路公園周辺の地元のお店も利用してみたいところ。
「梅小路京都西」駅から西へ行ってすぐのところにある「魚問屋ととや 梅小路」は18年も営業されているお造り定食のお店。
からし醤油に漬けて頂く「まぐろカツ定食」は、厚みがあって、きめ細かい衣は揚げたてのさくさくでした。
イートインの手前にはパックに入った魚の切り身やアラ、昆布〆寿司に出し巻が並び、お花見のお供にテイクアウトできそうですよ。