古都・京都の別世界
11月26
上賀茂にある大邸宅。
人目につかないようにあえて剪定をせず木々を茂らせた日本庭園を各部屋から望み、大きなガラスの引き窓を開放すると、あちこちから水音が響きます。
茅葺の門やプール付きハウス、まるで教会のような立礼式の茶室など趣きの異なる各部屋に、シャガールや藤田嗣治、フェンディなど誰もが知る芸術家や服飾ブランドによる調度品が置かれ、和洋折衷に入り混じりながら調和しています。
会員制倶楽部「AIC秋津洲京都」は、飲食など当館の施設利用料金の10%が、奨学金として日本の若者がグローバルな世界で活躍するための支援に活用されるそうです。
今回利用したのは、大人向けの体験予約サイト「Otonami」のプランで、当館ではひとまず終了のようですが、ここはレストラン利用もでき、時折イベントも開催されているようです。
紅葉のグラデーションが美しい景色が楽しめるバーカウンターにて、ハンガリーの名窯「ヘレンド」のシノワズリの茶器で、オリジナル紅茶と旬の果物をふんだんに使ったタルト等を美味しく頂きました。
また一つ、古都・京都の奥深い一面を知ることができました。
なお、通常の半分の20分程の館内ツアーなら、500円で案内してもらえます。
場所柄、スマートカジュアル以上の服装がおすすめです。