ラグジュアリーホテルで女子会
「たまにはヒール靴履いて、ラグジュアリーホテルで女子会してみたいよね」
の一言から始まった数か月前。
会場に選んだのは、鷹峯の「アマン京都」のランチでした。
大人気のアフタヌーンティーよりもランチの方が予約が取りやすいかもしれません。
タクシーで鷹峯の森の中に降り立ち、石畳を進んで「ザ・リビング パビリオン by アマン」の中へ。
小鳥の囀りが聞こえるテラスでしばし再会を喜んだあと、室内へ通されました。
暖炉を中心に配置されたテーブル席。天井まで伸びる窓の外には、新緑の苔やもみじ、奥には北山杉が真っ直ぐに並んでいます。
京都近郊の厳選素材の風味をいかし、和食の持つ繊細な季節感と西洋のテイストを軽やかに交えた、ボーダーレスな品々は、一皿ずつ小さな驚きを与えてくれます。
敷板や器も、ここに来るまでに触れた木々や土などの豊かな土壌と繋がっているような連帯感を覚えます。
広大な敷地内の散策は宿泊者限定ですが、通常のホテルのフロントにあたる建物が無いので、身体まるごと自然の中に溶け込んで気持ちいい。
ここに宿泊するような本物のセレブは、気合を入れてめかし込んだ我々とは違い、普段着でリラックスしているものなのだと改めて実感してしまうのでした。
後日女子会の話をしたところ、母が友人と行ってみたいとのことで、代わりに予約をしました。
ちょうど母の日が近い日程なので、こっそりホテルのスタッフの方に相談して、オプションサービスをプレゼントすることに。
他にも、ミニケーキや花束などのほか、テイクアウトメニューをお土産として事前に別会計でサプライズを仕込んでおくこともできるようです。
さて来月、母の反応はいかに!?