ホテルや旅館に飽きたなら
京都旅行はホテルや旅館でしっぽりと…が定番となっている人は、その古都イメージを覆すお部屋に泊まって新しい刺激をどうぞ。
洛北に3カ所展開する「宿ya」の中で、今回宿泊したのは修学院の「宿yaロッジ」。
一見店舗かと間違える建物の2階に上がり、鍵で中に入ると…部屋のあちこちに鹿や鰐、鳥、熊の剥製に、角が何本もぶら下がったシャンデリアという強烈な個性の空間が広がっていました。
イカツイご趣味かと思いきや、天蓋付きの大きなベッドの傍らにギター、大画面のテレビの下に大量のCDとデッキ、間接照明にバーカウンター(調理器具あり)、照明が変えられる広いバスルームなど、ステイそのものを楽しむ要素がいっぱいで、内装も細部にわたってこだわりと遊び心が満載。
トイレでは、サメの頭の剥製の下で用を足す度に優雅な音楽が流れます。
小さな子供連れでの利用は、添い寝であれば大人の料金のみ。
ゲストブックには国内外からオーナーに対する感謝や「また来たい」という言葉がびっしりとしたためられ、受験のために宿泊された学生さんもいたようです。
先に泊まった事のある身内の家族連れは、家の建て替えの際に向かいのファミリータイプの部屋を利用したのですが、なんと各ベッドが監獄風で鉄格子が入っていたとのこと。
さぞかし子供達はエキサイトしたことでしょう。
オーナーの方曰く、そちらの部屋は3月からペット連れで泊まれるようにされるとのことで、現在公式サイトからはその部屋の様子が見られなくなってしまいましたが、興味のある方は直接問い合わせてみてはいかがでしょうか。