e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

ご飯の脇の「ご馳走」

12月21

siba9その昔、北海道出身の友達が「京都の冬は寒い」と呟いていました。
大阪から京都へ通勤する友人達は、京阪電車に乗る人は京都の寒さを「枚方を過ぎて樟葉や橋本駅辺りから空気が変わると思う」。阪急電車の人は「大山崎から感じる」とか。

きっとそんな寒さが美味しくするのが京都のお漬物。
市内中心部より更に気温の低い大原の「志ば久」さんのお漬物を色々頂き、毎日のご飯に添えて楽しんでいます。
テレビ番組でタモリさんが称賛していたこともあり、ずっと買いに行きたいと思っていたのです。
知人もそれでお店を訪れて以来「誰に差し上げても喜ばれるので、京都土産の定番にしている」のだそうです。

「きざみ赤志ば」にはきゅうりが入っていないようで、「きざみ青志ば」の方には入っているようですね。
「慣れ親しんだ柴漬けの味と何か違うな?なんだろな。何か違うんだろうな?」と頭で巡らせながらもいつの間にか何度もおかわりしてしまうのです。
袋の裏側の原材料名を見ても、たった一行で終わるほどシンプルな材料で、素材の味が活きた自然な味わいが、つい次のお箸を呼ぶのでしょう。

ちなみに最も気に入ったのは、大粒の国産らっきょうを、大原の自家農園で栽培された赤しそでくるんだ、ちょっと甘めでシャキシャキした歯ざわりの「しそ巻らっきょう」です!

2022年12月21日 | お店, グルメ

Email will not be published

Website example

Your Comment: