「カワイイ」のチカラ。
12月14
全国巡回中の「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」。京セラ美術館での終了間際に滑り込み!
子供向けというより、マイメロディやキキララ、ハンギョドンなど、昔からサンリオのキャラクターのグッズを愛用してきた元・乙女たちが懐かしさに胸をときめかせるような内容でした。
巨大なキティちゃんと一緒に写真を撮ったり、映像アトラクションなどは親子で楽しみましたが、貴重なミニチュアやオブジェ等は触れないよう注意しないわけにはいかず、娘はちょっと寂しそう。
展示物も子供の背丈よりも高めの位置で、子供たちにとってはたくさんの大人から垣間見る感じになり、早く外に出たがってしまいました。
サンリオの歴史やキャラクターデザインについてもっと詳しく見たかったのですが、やはり幼子とよりも大人同士で行った方が良かったのかもしれませんね。
手塚治虫や石ノ森章太郎、水森亜土など著名な作家が関わっていた事も初めて知り、マイメロディの原画がキティのデザインの黄金比率が見れたのが嬉しい。
キティちゃんの両目の間隔、頭部に対する胴体の長さ。どれかが崩れると違和感を感じてしまう、考え抜かれた造形は、日本中の女子のみならず、世界のセレブや男性までも魅了し続けていきます。
「母」と言う文字が含まれている「苺」。
ただの「もの」がいちご柄になるだけで、人々を癒してくれる「カワイイ」になる。
サンリオを象徴するいちご柄にデザインの力をみました。