シーズン終盤はゆったりと
11月30
観光客が京都の紅葉の名所を巡っている間、地元の京都人はどこで紅葉狩りをしているでしょうか。
例えば京都御苑の中、京都迎賓館の裏手にある「母と子の森」には、児童書や紙芝居を収めた「森の文庫」(4/1~11/30)があり、自由に読むことができます。
周りに丸太のベンチとテーブルもあるので、ひらひらと舞い落ちる紅葉の中でお弁当を広げるグループや夫婦連れも。
遊具が無くても、子供たちはフリスビーをしたり、地面いっぱいを黄色に染めたイチョウの葉を拾い上げては落ち葉のシャワーをしたり、木の棒で枝を揺らしてみたり、虫を発見しては大騒ぎをしたり、何時間いても飽きる気配がありません。
散歩中の犬と戯れたり、「この切り株は榎だから、ここに生えてるきのこはエノキダケじゃないか?」と、よそのお父さんに教えてもらったりと、そこに居合わせた人との交流も生まれるのが市中の自然の良さですね。
時間に縛られないでゆっくりと紅葉を楽しみたい方は、ぜひ。