京のおいしい定番
6月23
ステイホーム中に実家から送られてきたものの続き。
「村上開新堂」のクッキーは、シックな包装紙と紐を解くと、屋号の入った掛け紙に紅白の紐が水引のごとく結ばれ、まるで老舗の干菓子でも入っていそうな体裁です。
シンプルな缶に「シトロンクリームサンド」や「杏子ジャムサンド」などびっしりと埋められた11種類のクッキーは、ほんの1㎝程の隙間にまで小さなボーロが無数に詰まっています。
昔ながらのベーシックな味わい。しおりに「紅茶やもとより日本茶にもよく合います。」とある通り、甘過ぎずに大小様々な大きさがあるので、子供から大人まで一緒にお茶の間を楽しめるかもしれません。
「いづ萬」の練り天ぷら。
単体でもおかずとして成立する存在感は助かる!
スーパーで見る練り物と比べて、どら焼き並みに大きくて、ずっしりと重量感があります。
みっちりと詰まった乳白色の断面をまじまじと眺めながら咀嚼。
一口ですぐに甘みが来るのではなく、噛むごとに徐々に現れる甘味に、素材の良さが伝わります。
いつもの様に生姜醤油を添えて食卓に出しましたが、別のおかずの小皿に残っていた塩胡椒とオリーブオイルに漬けてみたら意外と合いました。