麒麟はくる?
大河ドラマ『麒麟がくる』の放映再開を前に、亀岡の「麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館」へ行ってみました。
歴史好きというより、この作品のファンのための施設という印象で、公式ホームページの内容を立体化したもの。
実際に使用された衣装やその製作意図、物語にリアリティを与える美術に触れることができ、「なれルンです」コーナーでは、自分の顔を撮影して甲冑姿等の画像に嵌め込む事ができます。
平日の閉館前だったせいもあり、お客はまばらでした。「密」どころではなさそうです。
明智光秀とその娘・細川ガラシャについては、ゆかりの自治体が何年も前から大河ドラマに採用されるよう働きかけていたので、製作会見があった2018年には
「とうとう実現したか!関係者の喜びもひとしおだろう」と思っていました。
放映が開始された2020年。そしてロケも放映も一時休止となってしまったのはご存じの通り。
町おこしどころか丹波亀山城址も当面の間見学が休止され、もしかするとこの大河ドラマ館の客足はまだ去年の予想水準にはまだ達していないかもしれません。
個人的には、錚々たる出演者たちの直筆サインがおすすめです。それぞれに個性があって美しく、見入ってしまいました。
さて、本編では「たま」こと細川ガラシャもいよいよ赤子姿で登場しました。
実は、明智光秀が若い頃の消息は資料が乏しく、具体的な足跡は京都に入ってからのものが多いと聞きます。
これからの展開に注目すると共に、「本能寺の変」への出陣の起点となった亀岡にもまた足を運んでみたいと思います。