発酵カフェと京の洗い屋
8月25
腸内環境を整え免疫力を上げる事で見直されている発酵食品。
じわじわと、「発酵カフェ」が京都にも増えてきています。
今回伺ったのは、川端二条を東にしばらく進んだ南側にある「茶と糀つきあかり」。
雑穀米の海鮮丼と、「発酵カレー」(+鶏もも肉)に挑戦してみました。
カレーは、一言で形容すると「甘辛い」。
甘酒と野菜の甘みにスパイスの軽やかな刺激が追いかけます。糀と味噌に漬け込まれた鶏肉がやわらかい。
ガッツリ糖質高めの食事が好きで、いわゆる自然派健康食が好みではない家人も、
「ここの店のならいける」と話していました。
ご主人の実家がほうじ茶の専門店とのことで、添えられた近江のほうじ茶は、あっさりとした優しい風味です。
(自宅用に購入して煮出してみたら、ピンク色の水色で驚きました!)
また、奥様のご実家が建物や家具を灰汁洗いで再生させる「洗い屋」とのことで、客席の各テーブルは一枚板を数枚に分けたオリジナルなのだそうです。
穏やかな小波のような木目が全ての席ときれいに繋がっているところも、ぜひ注目してみてくださいね。