瑞穂の国のシリアル
6月10
「抹茶ポン」なるお菓子を頂きました。
「へえ~お赤飯以外にもこんな商品作ったはるんや」と、赤飯とお餅で有名な「鳴海餅」と混同してしまいましたが、正しくは西院にある大正12年創業の「鳴海屋」の商品でした。
よくある棒状のポン菓子ではなく、一粒ずつのパラパラタイプ。
「スプーンで食べるんやろか。大粒やけど、何かにふりかける?」と裏の表示を見ると、「おすすめの召し上がり方」として、「ミルクをかけてシリアル風にお召し上がりください」とのこと。
これは美味しそう!
翌朝、トーストを乗せる平皿の代わりに、シリアル用のやや深めのボウルをサーブ。やっぱり白い器の方が色合いが優しく映えます。
シリアルは、食べる直前に牛乳を注いで、サクサクの粒感と香り、牛乳に溺れてふやけたやわらかい食感を同時に楽しむのが身の上。
100%国産のうるち米の香ばしさ、甘いけどしつこくない砂糖蜜、宇治産の抹茶に食塩という原材料のシンプルさ。
舌で粒の塊を押し潰すと、全てが溶け合った抹茶ミルクがじゅわっと溢れてジューシー。
他にも、「黒糖ポン」や「しょうがあられ」、「ものすごく辛い七味サラダ(おかき)」等もあるそうで、京都のええもんを取り扱うお店が一丸となった復興プロジェクト”SAVE THE KYOTO”にも参加しているようです。
ワンパターンだった朝の食卓風景がちょっと華やぎました。