梅宮大社の神苑
2月26
暖冬の影響なのでしょう、京都市内の梅が見頃となり早咲き品種の桜まで咲き始めているところもあるようです。
訪れた梅宮大社はその名の通り、鳥居の前から梅が出迎えてくれました。
神苑に入ると広い池が現れ、一気に視界が広がります。雨が上がったばかりで梅の枝にはたくさんの雫も連なっていましたが、やはり花が多く咲いている木ほど、近づくと香りが濃厚になります。
曇り空には紅梅が目を引きますが、実は白い南高梅の裏側のがくの部分も一回り小さな紅梅のようで可憐です。
足元には水仙の清らかな白、若草色の葉の中に混じっているのは…もう黄色い山吹が咲いている!?
今咲いている花々も美しいのですが、昨夏に見頃を終えて枯れた紫陽花の姿も、普段観る事が無いのでなんだか胸に残りました。
3月第1日曜日には「梅・産(うめうめ)祭」が斎行されます(今年は祭典のみ。梅ジュースの無料接待は中止です)。
まだ丸く膨らんでいる蕾もあったので、なんとか梅見も叶うのではないでしょうか。
神苑の花の開花状況はこちらで紹介されています。