e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

運気も開く傘回し

10月22

kasa
佳き日の余興といえば、曲芸「傘回し」。
故・海老一 染之助・染太郎兄弟の「おめでとうございま~す!」を思い出す人もいるかもしれません。

「saru」こと笠井さとるさんのパフォーマンスを見せて頂きました。
毬に始まり、雲一つ無い快晴の様な色の傘の上で回る茶碗は、意外にも澄んで涼しげな音色を奏でます。
鋭く回したり、時にはスピードを落としてうねるように転がったり、また額の上に乗ったりと、傘の動きも一様ではありません。
「皆様の運気も上向き!」
「この升のように、皆さんにますますの幸せが訪れますように~!」
これまで単なる曲芸としか見ていなかった傘回しでしたが、喜ぶ人々の無邪気な笑顔を見ていると、傘の勢いで邪気を振り祓い周りの空気をぱっと明るくして、人々の幸せを願うおまじないのようにも見えてきました。
なんとスマートフォンを回転させる技は現代ならでは。外国人客に人気だそうです。

これまでは主にゲストハウス等で披露されてきたそうですが、これならある程度のスペースさえあれば屋外やどこでもやってもらえそうです。
是非とも二条城で開催すれば、多くの人々から喝采を浴びる事うけ合いなのではないでしょうか。
なお、チップ制につき、施設への負担金はかからないそうですよ。動画はこちら

2019年10月22日 | イベント, 芸能・アート

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