e-kyoto「一言コラム」

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和食の粋の詰め合わせ

6月26

nosi
京料理 乃し」のお弁当を頂きました。
つややかなお造りに香ばしい八幡巻き、優しく甘く煮ふくめたもみじ麩に、淡く可愛らしい色合いのあられ揚げ。「和食の美味しいもん」が全部揃っています。
料亭が主催する料理教室や、茶事に伴う懐石料理の裏方を手伝う時にいつも驚かされるのは、ほんの小さな一品でさえ手間暇が掛けられていたりするということ。
食材の表面の照り、青菜の鮮やかな色、食する人の口に運ばれるまで時間を経過していても損なわれない味わい。
それら全てに理由があるのですが、そんな理屈を知らない家人も「美味いな…」と箸を止めてしみじみ。
これだけの品数が彩りよく入っているという事は、当然ながら素人ではとてもできませんね。
持ち帰りの折詰は2700円から、画像の松花堂弁当は4320円でした。お店で食事したとしても、祇園や中京区にある同等のお店と比べるとリーズナブルな価格帯です。
京都旅行帰りの新幹線での贅沢な余韻に、外出が困難な方とのお食事会に。
「Bentou」が世界にも定着しつつあるのなら、こんな和食の形も広く知ってもらいたいですね。
ぜひお店にも伺ってみたいと思います。

2018年6月26日 | お店, グルメ

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