京都はギャップの連続
12月11
秋はチョコレート、冬に入るとココアが飲みたくなる季節です。
とある秋の日。京都の古い神社をお参りした後、「アッサンブラージュ・カキモト」を初訪問。
京都に続々と出現しているチョコレート専門店の中でも新顔で、小さな店構えながらも絶え間なく人が訪れていましたが、町家を改装した店舗の飲食スペースにはワイングラスが並び、カウンター席にサーブされるところは、まるで夜のバーか割烹を訪れたかのようでした。(ちなみに、近くの紙司柿本」とは無関係だそうです)
上質なカカオビーンズで作られたフォンダンショコラをシルバーウェアで頂き、カカオの豆の香りがふくよかなお茶で身体を温めると、その時間さえも贅沢なものになります。
テイクアウトのケーキも一切れ600円前後と、さすがに良いお値段でした。
お店を出ると、すぐ隣に「鶏卵問屋 中川幸商店」が。積み重ねられた卵の箱が透けて見えるガラス戸の「だし巻き200円」の張り紙に、思わず相方と顔を見合わせ「買って帰る!?」。
我が家で温めて、ほうじ茶と共に頂きました。
こんなギャップの連続が、なんとも京都らしい気がします。