「伊セ藤」で差し飲みひな祭り女子会
3月6
今年のお雛様は名古屋から来た友人と、北大路新町を東に入った「伊セ藤」(075-492-0161)へ。 余り飲めない彼女の選択で、さらっとの飲みやすい伏見の酒「鶴正宗」を差しつ差されつ頂いたのは、菜の花の辛し和えにぬた、蛤のお吸い物など直球のお雛様仕立ての献立でした。 定番メニューとはいえ、やはり家庭で作る味に比べて雑味が無く、どこか洗練されているのは、下ごしらえの段階から丁寧に手が加えられているのでしょうか。 大徳寺や茶道宗家にも近い場所柄、お茶人さんもよく訪れるそうです。 カウンターと座敷の半個室のあるこじんまりした店内には、地元の人が一人で、あるいは数名で訪れている様子で、観光客らしいお客は見かけませんでした。 入口は水打ちされた路地奥の料亭風ですが、中は街角の小料理屋さんのような居心地の良さ。 コースでも3500円からとお手頃価格で、英語が話せるスタッフもいるので、コース仕立ての和食が初めての外国人客を連れて行くにもちょうど良さそうです。