祇園祭2013
7月17
山鉾巡行の前日・宵山の昼間は、聖護院の山伏たちが護摩焚きを行う役行者山へ。
町会所の中には新旧の山鉾の配置を記した「祇園会山鉾分布図」があり、「弓矢ほこ」や、長刀鉾よりも東に位置していた「ひむろ山」、保昌山と同じく最南端の「おかひき山」、など初めて見る名前がたくさん並んでいて、応仁の乱以降に消失してしまったままになっている山や鉾の多さに驚きました。
もう一つ特筆すべきは、清掃ボランティアの活躍です。
歩行者天国が完全に解除される前の烏丸通に目をやると、既にゴミが落ちていない!!
道路脇には分別された缶ビールがちきんと集められていて、約27万人が歩いていたとは思えないほど。
「美しい祇園祭をつくる会」の方々に拍手を送りたいと思います。
毎年新たな発見がある祇園祭。まだまだ狂言の奉納や御輿の渡御、夏越祭など、今月末まで続きます。
来年の山鉾巡行は、いよいよ大船鉾や後祭の復活で大きく様変わりするということで、今から楽しみですね。
[...] 床の間にはお雛さま。こちらに住まわれているオーナーさんは、並河靖之七宝記念館のポスターを手掛けるグラフィックデザイナーだそうで、衣紋掛けの前には新古のデザイン本が並んでいました。 越して来られる前のお家は、祇園祭の岩戸山が立つ町内とのこと、テーブルクロスも祭つながりのものだったので、 「今年の祇園祭はどうなるんでしょうねえ」「さあ~何らかの形でしはるんちゃうかなあ~?」 と会話に花が咲き始め、カウンター越しに長らく話し込んでしまいました。 [...]