e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

ラ・パティスリー・デ・レーヴ

4月17

reve 海外初出店かつ日本初上陸の地に京都の東山を選んだ、パリで人気の「ラ・パティスリー・デ・レーヴ」(075-533-7041)。
その代表菓子の京都バージョン「京都ブレスト」が料亭「祇園 ささ木」の佐々木浩氏とのコラボレーションで誕生しました。
これには食べる順序が決まっています。連なった一つ一つのシューが「先付」「椀」「焼物」「菓子と茶」というコース仕立てになっているのです。
「先付」は生地にすだちを使い、洋梨のソースとのさわやかな酸味で食欲を刺激。リズミカルな食感がレーヴの特徴でもありますが、挟んだクリームのシャリシャリ感はなんとレンコン!
続いて「椀」は、かぼちゃとコーンのスープを連想させるクリーミーな味わい。最も個性的だった「焼物」は生地に山椒が入っていて、薫製した香りは菓子として初めての体験でした。
最後の「菓子と茶」はデザートらしく抹茶やホワイトチョコのクリームと小豆ソースの直球勝負、素材の良さが生かされていました。
このケーキは、シェフパティシエ・フィリップ・コンティチーニ氏が、初めて出会う日本の素材で新しい菓子を作ってみたいという「レーヴ(夢)」を形にしたものかもしれません。
厳選された素材それぞれに良い香りが広がり、一箱分を4人で分け合って食べてもお腹がいっぱいになります。
予約は受取日の7日前から受け付け可とのこと。この実験的な作品、チャレンジしてみますか!?

2013年4月17日 | お店, グルメ

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