福栄堂と壹錢洋食
6月12
湿気で少し重くなった空気を一瞬忘れさせてくれる、夏の冷菓。
祇園のお土産に頂いた「福栄堂」さんのお菓子は、鮮やかな抹茶のゼリーに、笹で巻いたれんこんのお菓子(「蘇民将来様之心継菓子也」だそうです)…なんだかどこかで見た事があるような気がしないでもないですが、まあいいや、と口に運びます。
素材にこだわり、無添加・無保存料で作られているだけあって、なかなか素直なお味で美味しい。つるつるっと食べ尽くしてしまいました。
祇園の一等地に店を構えながら「京都ブランド」ぶる事なく、「祇園のぷるこちゃん」なるキャラクターを生み出すこの独特のノリもどこかで…。実は、お向かいの「壹錢洋食」は福栄堂から派生したお店なのです。
漉しあんでお餅をくるんだ看板商品の「祇園の月」は、冷蔵庫でちょっと冷やしておくと口あたりがひんやりとして、おすすめです。