門前の茶店
8月23
参拝客の休憩所として、またお土産を求める場として、神社とお餅やさんとは今や切ってもきれない関係です。
残暑の日差しをやわらげてくれる糺の森の傍らで、今年5月の葵祭の頃より「さるや」という茶店が開店しました。
明治期に途絶えたという申餅を現代に復活させ、江戸時代の文献「出来斎京土産」にも描かれていたそうなので、これも「リニューアルオープン」でしょうか!?
申餅の進物用は、夏場は販売されていませんが、バラ売りは1個から持ち帰りができました。
残念ながら寒天やところてんは終了してしまいましたが、下鴨神社大炊殿で使用されていたという雪の貯蔵庫・氷室にちなんだかき氷やラムネ、ひやしあめ等、魅力的なお品書きが並んでいました。
「はねず色は夜明けの色、食べると無病息災だよ!」昔はこんな呼び声が響いていたのかもしれませんね。