今年初めて開催される新たな京の夏のイベント「京の七夕」が始まりました。
堀川会場には思いがけない程たくさんの人が集まり、きらきらと星のように輝く笹飾りを見上げながら笑顔でそぞろ歩きを楽しんでいました。
平安京時代には運河や農業用水として、また友禅流しにも活用されていた堀川。
戦後から数年前までは殆ど水流が無く、「枯れたコンクリート敷きの無機質な川」の印象がありましたが、2009年に琵琶湖疏水の分流を通水した事で、親水公園として少しずつ息を吹き返してきたように見えます。
人の身体に巡る水や血液、“気”のように、京都の街にも新たな力が行き渡っていくといいですね。