五條楽園歌舞練場
2月9
先月「京のニュース」でご紹介した「饒舌な秘密」の京都公演を観るため、五條楽園歌舞練場に行ってきました。
この歌舞練場は、もともと芸妓達の稽古や温習会の場でしたが、数年前から貸し会場としても利用されており、公演も花道などの舞台の造りを活かした展開になっていました。
公演後の企画で、普段は覗けない歌舞練場の舞台裏を探検。ここが建てられた大正4年頃のこの界隈は、多くの芸妓や娼妓(400人規模だったとか…)、京の旦那衆で賑わっていたそうです。今となってはその賑わいは影をひそめ、ひっそりと佇むのみ。
ストーリーと観客を取り囲む舞台がシンクロする、映画では味わえないアプローチ。小劇ならではの臨場感でした。