藤舎名生×山下洋輔
2月26
プレゼントページでもご紹介した「古典芸能公演~伝統と創生~藤舎名生と仲間たちに行って来ました。
藤舎名生氏は、600年前に猿楽の笛の名手と言われた 「名生」の二世を襲名されていますが、ここ最近は「笛の音が出ない」という状態に悩まされていたそうです。
そこで名生氏は鞍馬の山に登り、奥の院にて自然からのエネルギーをもらったためか、今回の演奏では全く緊張しなかったのだとか。
ご子息である秀亮君の、まっすぐで力強い太鼓とも共演し、ジャズピアニストの山下洋輔氏と「風」をテーマにした即興セッションでは、地を這っていた2つの音が絡み合い、まるでつむじ風のように舞い上がり、そして音が消えた頃には、お二人とも笑顔になっていました。
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