振り向いてはいけない橋
4月11
かつて数えで13歳になる年の4月13日、「嵯峨(嵐山)の虚空蔵さん」こと法輪寺に「十三詣り」に行きました。
江戸時代中期の頃は、男の子は黒紋付きの羽織袴を、女の子は訪問着に丸帯を締めるのが正式だったのだそうですね。 仏教の十三仏の中で13番目にあたる虚空蔵菩薩を祀るこのお寺で、ご祈祷を受けてから帰り道で渡月橋を渡る際、渡り終えるまでは振り向いてはいけません。
授かった知恵や徳が本堂に帰ってしまうといういわれがあるからなんです。
十三詣りの子供達を渡月橋の上で見かけても、冗談半分で呼びとめたりしてはいけませんよ。