花は一発勝負
画像を載せるのもお恥ずかしいのですが、お茶の稽古場で、隙間時間にお花も教えていただけることになりました。
和花は近所で買えないし、終わったら持って帰って家で飾れるので嬉しいですね。
華道はこれまで単発的に体験した程度なので、ど素人の挑戦です。
今回の花器は竹の花入を選びました。
竹の花入の場合、花を上からではなく、
間の窓から差し入れます。
入れる本数は偶数が基本。
正面から鑑賞するものなので、正面の鑑賞者に向かってくるような感じにいけます。
花器の縁周り付近に花がまとわりつかないよう、外に浮いているかのようにいけるそうです。
指先で枝に触れ、その造形に沿わせていると、
立体化した墨文字をなぞっているような感覚になります。蝋梅と椿が、もしかしたら
立てた弓と羽根みたいに決まるかも…と進めていましたが、最後の最後で鋏で茎を切りすぎて、
縦にまっすぐだった枝が横にくるりんと回転して戻らなくなってしまいました。
完成したら、中筒の淵ぎりぎりまで水を満たします。
そうすると、もうこれ以上手が入れられなくなります。
一発勝負なのも書画と似ている気がします。
最後に全体に霧吹きで水打ちして瑞々しく。
問題は、家には和花をいけられる花器が無い!
さて、どこで買おうかな?