e-kyoto「一言コラム」

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「勝つ」のでなく、「解き明かす」

9月7

kasouken
説明するまでもなく有名なテレビドラマ『科捜研の女』が大好きな家族と一緒に、初となる劇場版を観に行ってきました。
既にシーズン20とは驚異的な長寿番組ですが、映画化されるのは初めてのこと。

昔からこのドラマを観ている人にとっては、懐かしいキャストがてんこ盛りで、思わずニヤリとしてしまうこと受け合いです。
(ドラマをよく知っている人は、前情報無しで観た方が楽しめます。過去の放送が観たい人は公式サイト参照)
内藤剛志さんと金田明夫さんが掛け合うシーンでは、お決まり(?)のあのセリフも。

初めて観る人にとっては、合間に登場する京都のお店や紅葉の美しいロケ地が気になったり、主人公・榊マリコのエレガントかつパワハラすれすれの突破力で真犯人に迫っていく様は、最後まで引き込まれるはず。
科学捜査研究所ならではの多角的な分析が映画でも見どころになりますが、実在する世界最高性能の大規模施設まで登場するのは、素人でも興奮しました。

物語の終盤では、驚きの場面に意外な京都企業の登場や、榊マリコと土門刑事との甘いやり取りも…いやいや、この辺にしておきましょう。
未知なる敵に、ひるむ事なく諦める事なく人智の全てを駆使して(周りも大変)挑むマリコさんの強さは、見えないウイルスと生きる今の私達にも必要な姿勢のような気がします。
彼女にとっての「闘い」とは、相手を打ち負かす事ではなく、「解き明かす」ことなのでしょう。

余談ですが、「北山 下鴨店」という焼肉屋さんには、ロケスタッフが良く利用するのでしょうか、壁には沢口靖子さんからの年賀状や、内藤剛志さんの大きなポスターが貼られています。
お店の方に尋ねたら何かエピソードが聞けるでしょうか!?

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